shou

服/コーヒー/映画/旅行/読書などその日感じたことや勉強したことをとりあえず形にしてお…

shou

服/コーヒー/映画/旅行/読書などその日感じたことや勉強したことをとりあえず形にしておく場所

マガジン

  • 楽しく分かる西洋美術

    西洋美術について、歴史やおもしろさを解説します! 自分も勉強し始めたばかりで詳しくないので、教えていただけると嬉しいです😊

最近の記事

言語ウイルス説と見つけた記事

ある動画を見ていて、バロウズの「言語ウイルス説」に出会った。まさに今の社会を言い表している言葉であり、思考の補助線になり得る。 そこで、「言語ウイルス説」について調べていたら、面白い記事を見つけた。一つ調べるとまた次へ、興味が広がっていくのは面白いですよね。 https://realsound.jp/book/2020/02/post-510064.html

    • 【読書録】ゼロ年代の想像力

      『遅いインターネット』を読んですっかり宇野さんの本にはまってしまいました。ふらっと立ち寄った古本屋でこの本が235円で売られていたので迷わず購入、やはり面白い。 90年代後半=社会的自己実現への信頼が低下した社会=幼児的自己愛を求め続ける「引きこもり」的態度=エヴァンゲリオン 00年代=資本主義経済と法システムによるサバイバル社会=諦念を織り込み済みで他社に手を伸ばす態度=DEATH NOTE という序盤の対比から極めて秀逸、批評家という職業の技に魅せられます。 なる

      • 1日3分で会計が少しわかるまとめ 18

        本日は長く書いてきた会計が少しわかるまとめもついに最終回。収益性を示す財務諸表上の指標と日々変動する株式の市場価値の間の比率分析についてみていく。 既述のように、財務諸表に掲載された資産や負債の評価額とその市場価値が一致する保障はどこにもない。したがって、1株当たりの簿価もまた、その株式の真の価値を表しているとは限らない。 この問題は財務諸表の特質の由来するものであるから、評価手法を根本的に変えない限り完全には克服できない。しかし、財務諸表分析に若干の修正を加えるだけでも

        • 1日3分で会計が少しわかるまとめ 17

          今回は収益性を図る財務比率をみていく。 一つの有力な指標は営業利益の売上高に対する比率のことで、「マージン」と呼ばれる。楽天をみると、マージンは16%(=72259(百万円)÷443474(百万円))となる。つまり、楽天は2012年において100円売り上げるごとに16円の営業利益を生み出したことになる。 収益性を図るもう一つの指標は利益と投下された資金の総量を比較することである。ここで「利益」として純利益、「投下された資金」として総資産と純資産のいずれかを用いるのが一般的

        言語ウイルス説と見つけた記事

        マガジン

        • 楽しく分かる西洋美術
          9本

        記事

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 16

          今回は経営の効率性を図るための財務比率についてみていく。 その一つは売掛金の売上高に対する比率である。これは、売掛金、すなわち顧客から未回収金額が会社の売上高に占める割合が課題であることは経営上好ましくない、という考え方に基づくものである、腑に落ちるものだろう。一般的にはこの割合が15%以上であれば、経営上の懸念材料にあたると考えられている。 なお、日本に限ってはこれの逆数を取った値を売上債権回転率と呼んでいる。 また、日本では昔から「掛け売り」の慣習が根強く、今日でも

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 16

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 15

          前回の続きとして今回は、支払能力の指標についてみていく。 (1)レバレッジレシオ 負債額を分子とし、純資産又は総資産を分母とする。すなわち、負債を多くしすぎると企業の支払能力は低下する、ということであり、素直に納得できるだろう。ただし、レバレッジレシオの評価基準は業種によって大きく異なる。金融業の場合はレバレッジレシオが90%以上であることが通常であるが、製造業のそれは通常これよりもかなり低い。 楽天をみてみよう。連結負債額は1845957(百万円)で、総資産額は210

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 15

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 14

          今日は前回の答えからみていく。前回最後に投げた問は、楽天の流動比率はなぜ1.07と低いのかについてであった。 それは、子会社が営んでいる業務の特殊性にある。楽天には楽天銀行や楽天証券など金融業を営む子会社があり、楽天の連結財務諸表にはこれらの会社の業務も全て反映されている。銀行業は顧客から大量の預金を受け入れることによって成立する業務であるから銀行業を営む企業の流動比率は通常の企業に比べて著しく低い数値を示す。楽天の貸借対照表から銀行業に関するものと明示されているものを除く

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 14

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 13

          今回から、いよいよ財務諸表の分析に入ろうと思う。もちろん基本事項が中心となる。 ここでは、楽天株式会社の2012年度の連結諸表を題材にしてみたい。 file:///C:/Users/shoke/AppData/Local/Packages/Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe/TempState/Downloads/12Q4tanshin_j%20(1).pdf 財務諸表の分析には様々な技法があるが、代表的な技法のひとつは「比率分析

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 13

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 12

          これまで取り上げてきた勘定項目は備品や借入金といった簡明なものであったが、企業が遭遇する事象の中にはこのような簡明な勘定項目によっては処理しきれず、そもそも財務諸表に記載すべきであるか否かさえも明確でない場合も少なくない。今回はこのような境界問題についてとりあげる。 (1)無形資産 知的財産、社会的名声、優秀な労働力などは企業の性向に貢献するものであるが、取得原価を重んじる会計慣行や不確実な数字の計上を嫌う会計の保守主義の下では、明確な取得費用を示し得ない限り、貸借対照表

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 12

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 11

          前回は収益の計上についてみたので、今回は費用の割当てについてみていく。 ある企業が灯油の販売事業に参入し、容量1000ガロンの貯蔵タンクを新規に建設したとする。この企業はある年の1月にこのタンクを満タンにするだけの(つまり1000ガロン)灯油を1ガロン1ドルで購入し、3月にタンク半分の(つまり500ガロン)の灯油を1ガロン3ドルで販売した。その後、この企業は9月に1ガロン2ドルの価格で500ガロンの灯油を購入してタンクを再び満タンとし、11月に1ガロン3ドルの価格で500ガ

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 11

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 10

          今日からは費用収益対応の原則についてみていく。 復習しておくと、費用収益対応の原則とは、収益はそれを生み出すための努力がつくされた期間に対して割り当てなければならなず、費用はその効果が収益の獲得に貢献する期間に対して割り当てなければならない、という原則を言う。 今回は収益の計上について詳しく見ていく。念のために付言しておくが、今見ているのは損益計算書を作成するためのT勘定の技法である。 ある建設請負会社が第1年度にA社のために建設工事を行い1000万円の支払いを受けたと

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 10

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 9

          前回まででT勘定の読み方書き方を一通り終えた。 今回は、会計の諸原則についてみていく。一見自明のものも含む。 (1)会計単位の公準 財務諸表は企業を単位として作成される。したがって、その背後にいる投資家、仕入先、得意先などは対象に含まれない。例えば、2人の起業家が会社を設立し、彼ら所有のガレージで事業を開始した場合、このガレージは会社の資産なのか株主の資産なのか。ガレージが年間100万円で会社に賃貸された場合はどうか。年間100円だったらどうか。 (2)貨幣的測定の公

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 9

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 8

          前回までで、T勘定の基本についてみた。 ただし、前回までに示したT勘定は、貸借対照表を作成するためのものであって損益計算書を作成するためのものではない。すなわち、経理担当者は会計期間の期末にT勘定の値を全て合算し、その最終値を貸借対照表に記入するのだが、そのためのものなのである。 損益計算書を作るためには、損益勘定と呼ばれる勘定を追加する必要がある。損益勘定は株主資本の変化に関する追加情報を示すためのものであり、費用勘定と収益勘定に分けられる。「収益」とは、「株主資本の増

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 8

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 7

          今回は前回に引き続きT勘定の読み方書き方をみていく。 前回は資産勘定をみたので、今日は負債勘定及び株主資本勘定をみる。 前回の復習を兼ねて、ある企業が現金50000を使ってコンピュータを購入した例を考えてみる。これは、現金のT勘定の貸方とコンピュータのT勘定の借方に50000を記入する。すなわち、二つの資産勘定が連動して変化していた。 これに対し、企業が50000のコンピュータを取得するために銀行から50000を借り入れたとする。この場合においても二つのT勘定の右側と左

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 7

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 6

          前回は複式簿記の概念についてみた。 今回はT勘定の基本的な読み方書き方についてみていく。 T勘定とは前回も見たように以下のようなものを指す。 簿記においては、T勘定の右側の記載を「貸方」と言い、左側を「借方」という。すなわち、1万円の現金の増加は、上図の左側(借方)に1万と記入し、反対に1万円の現金の減少は右側(貸方)に1万と記入する、ということである。 これを各種の資産又は負債についてのT勘定についても記入していくと、例えば下図のようになる。 この例からは、いくつ

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 6

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 5

          こんにちは。 今回は複式簿記の基礎を簡単にみていく。 前回までで学んだ財務諸表は伝統的な会計慣行に従って記録された取引及び出来事の集積を反映したものである。取引及び出来事は、まず「仕訳帳」又は「T勘定」に記録され、勘定の残高は会計期間の終期に財務諸表のしかるべき個所に転記される(これが「決算」である)。例えば、企業がある備品を購入し又は製品を売却したときにはこれを一つの取引ととらえてT勘定へ記録し、その結果は最終的にその企業の財務諸表に反映される。 一方で、消費者のし好

          1日3分で会計が少しわかるまとめ 5