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ライブレポート

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ジャンルは雑多です。但し日向坂多め。
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そこにストーリーはいらない_12th Singleひなた坂46ライブ@横浜アリーナ 感想

そこにストーリーはいらない_12th Singleひなた坂46ライブ@横浜アリーナ 感想

まず最初に、12thひなた坂ライブで座長を務めた宮地すみれについて少し記しておきたい。

無論今回初めて座長を務めた彼女。詳しくは後述するが、悔しさを露わにし不安を垣間見せながら、私の見ていた範囲では一度も涙を流していなかった。

自身と周囲の努力への誠実さとも言えようこの"強さ"は、前作から誕生したひなた坂46の座長を務めるにあたって必要な素養のひとつであるし、恐らくは彼女のアイドルとしての矜持

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最後に僕が信じたのは_SAKANAQUARIUM 2024 "turn" Osaka DAY2 感想

最後に僕が信じたのは_SAKANAQUARIUM 2024 "turn" Osaka DAY2 感想

"turn"ーきっと"変化"なのだろう。そう考えていた。

雨音、雷鳴、そして『Ame(B)』から始まった復活の祭典は、次曲の『陽炎』により爽快に晴らされ、早くも情動が沸点近くに。

続くは『アイデンティティ』『ルーキー』『Aoi』『プラトー』。
"外から見たサカナクションらしさ"の代表とも言える楽曲により熱量が維持される一方で、彼ら、そして山口一郎が歩んだ2年(コロナ禍からとすれば4年)間の苦悩

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つながる_齊藤京子卒業コンサート感想

つながる_齊藤京子卒業コンサート感想

他ならない彼女がことあるごとに発信していた「楽しみ」「最高の一日にする」で積み重なった期待を軽々と超えてきました。

私はその歴史に明るくありません。しかしながら、一本の欅とそこから色づいていったグループの"つながり"を、個人を通じて追体験することにおいて、齋藤京子以上の存在はいないことを容易に察しました。

歴史の当事者である彼女が構成したコンサートで、彼女自身が主役となり表現する姿でもって雄弁

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閑話休題:2023年の日向坂ライブを総決算しましょうや~

閑話休題:2023年の日向坂ライブを総決算しましょうや~

はしがき
「日向坂の現地ライブ…楽しすぎる!」

陳腐ながらも脈打つ感情を"4回目のひな誕祭"で経験し、「ライブは配信でええやろ」精神ではすっかり無くなった私。

周回遅れ疑惑のあるそんな人間が、配信視聴した"現地観覧できていたかもしれないライブ"である『Happy Train Tour 2023追加公演』の所感を綴りつつ、2023年の日向坂46のライブを展望含め素人意見かつ超主観で総括したものに

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1㎜先にあった世界_HappyTrainTour2023 Hukuoka Day1 感想

1㎜先にあった世界_HappyTrainTour2023 Hukuoka Day1 感想

はしがき

この日の予定が無くなったのは偶然か必然か。真相は闇の中…。

日向坂46のHappyTrainTour2023の福岡公演初日に参加しました。
本稿は参加を決めるまでの3日間の内省と、ライブへの所感、おまけで福岡での2日間の活動をまとめたものになります。

お時間あるときにご一読いただければ幸いです。

※ここまでの私のnoteからの引用箇所がいくつかあります。

10/11からの3日間

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ぼくのなつやすみ_HappyTrainTour2023 Osaka Day1 セトリ&感想

ぼくのなつやすみ_HappyTrainTour2023 Osaka Day1 セトリ&感想

2023年8月30日。
夏至から早2ヶ月以上経った上にご覧の通り曇っていたにも関わらず、残暑というにはいささか暑すぎましたね。子供達と一緒に夏休みの自由研究に取り組んだ時以来の滝汗をかきました。
そんな酷暑の日、日向坂46のHappyTrainTour2023の大阪初日に参加しました。

初ツアー、結果から言うと(いくつか思うところはあるものの)相当満足しました。とにかく楽しかった。しばらく余韻も

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