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妊娠と背骨のS字カーブ

先日の#骨格ベクトレ 継続コースで7ヶ月の妊婦のスクール生さんの股関節をはめる手技をさせていただきました。

私はもう40代半ばなので周りにも妊婦さんはいないので、ほんまのほんまに妊婦さん久々に接する感じでした🤣
その上、普段のセッションは妊婦さんはお断りしているので妊婦さんに施術をすること自体が初めて超ドキドキしたけど、
さすがスクール生、
「大丈夫です!やってください!背骨も押してください!」と
言っていただきましてやることにしました。

だからほんまに本気で、ベクトレ半年スクールで講師で前に出てやる時よりもかなり丁寧にやりました(どゆこっちゃ)


施術をしているあいだから、赤ちゃんが元気にポコポコ動いてたらしく、片足終わって立ち上がるとちょっとお腹の位置が上がっていました。

両足終わったら、お腹がほんまにまんっまるに、ほんっまに小玉スイカくらいまん丸になっててお腹の丸い位置が施術前よりも上に上がってました。鼠蹊部がスッキリして脚動かしやすいと言ってくれてたし、お腹が軽い!って言ってくれてました。
へ?子宮ってこんな上に来るの?って思うくらい上だったのね。後ろから見ると全然妊婦さん感ないんですよ。驚きました。

実は私は、妊娠中すごくしんどくてお腹が重くて重くて。トコちゃんベルトして過ごしてたけど赤ちゃんが下がらないようにするという効果もわからん上に、お尻がどんどん四角くなっていく感じでした。
重いし苦しいし暑いしなんでこんなしんどいんかなーって、早く生まれる時期にならんかなってずっとずーーっと思ってたんですね。
そしたらほんまに長男はいい子で言うこと聞いて35周で破水してもーたんですね。困ったもんです。

冗談はそれくらいにして、今回このスクール生の妊婦さんの施術をさせていただいて、妊娠当時の私のことを少し掬い上げてもらえたような気持ちになりました。

何が言いたいのかっていうと、私の経験は私だけのものではないんだとやっとわかったんですね。

私はこのスクール生さんが遠方から来られてると聞いて、すごく驚いて。だって私が妊娠中には遠方に1人で行くなんて考えられなかったから。たった車で30分くらいのお店に行くのすらしんどいかったんですよ。ほんとよー耐えたわ私。

だから、彼女に施術させてもらうことになって、帰りがしんどくないといいなぁとしっかり施術させてもらって、あんなに喜んでもらえて。そこで初めて私の妊娠中のあのお腹の重さ、しんどさはこういうふうに転換するんだなと感じられたんです。

そして、何か物事を理解するときには「体験が先」なんだなということも同時に感じました。

今回の手技は、股関節をはめる手技なので、足が軽くなってヒップアップして鼠蹊部のVな感じが深くなるんです。
なぜ股関節をはめるとそんな変化が起こるのかというと、股関節は体の重さを両足にきちんと分散する機能を持ってるんですね。その股関節のはまり具合ではまり具合が浅いと体重の分散がうまくできないんですね。不安定になるんです。

単純に考えても、妊娠中の体って上半身の重さが妊娠してない時よりも重くなるのでその重さを骨盤でうまく分散するためには、より股関節のはまり具合が大事で股関節ストレッチとか本当良くないんだわとか。私の妊娠中も股関節に重さがすごく乗ってたから股関節ハマってなかったんだな、とか。

だから今後も、何かを学びたいなと思った時には体験型を選択しようと思いました。なんじゃそりゃ。


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