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Python3エンジニア認定基礎試験に合格した話。

今日『Python3エンジニア認定基礎試験』を受験してきた。

結果、合格点700点のところ、775点取れて合格🎉

正直余裕はなかったけど合格は合格です🌞

忘れないうちに振り返っておく。

受験理由

データエンジニアリング力をつけたかった。

↓の記事に書いた通り。

統計検定2級を取得して、次は準1級、と思ったけれど、色々と考えて先にプログラミングをやってみようと考えを改めた。何事もバランスが大事と思ったので。

プログラミングには前から興味があって、言語は「Python」と決めていた。初心者でも理解しやすく、かつデータ分析等で活用される言語。

実は過去にもPythonを勉強してみたことがあるのだけれど、無目的でなんとなく触っただけなので、身につかず続かず…。

試験があることは最初は知らなかった。

UdemyでPythonの講座を探しているとき、コース概要に試験名が書いてあって、こんな試験もあるのかとそこで初めて知った。

ということで、せっかく勉強するなら試験合格を一つの区切りにしてみようと思った。

調べてみたところ、試験の評判はあまり良くない…?

でも私は意味があると思う。

Pythonを学んでみたいな~でも何から始めていいかわからないな~という私みたいな人は結構多そう。

そんな人には「Pythonとはなんぞや」を体系立てて学んで、理解度を確認する手段として『Python3エンジニア認定基礎試験』を使うのはありだと思った。

確かに受験料11,000円は高いけどね…。学生が羨ましいよ…(学割で半額になる)


やったこと

勉強開始が7月~合格が10月末なので、約4ヶ月かかった。

これはこの試験合格という側面だけを見ると、かなり時間をかけて勉強した方だと思う。

以下、取り組んだ順に振り返る。


① Udemy 【未経験からエンジニア】Python入門 基礎文法徹底解説(1周)

統計検定のときもお世話になったUdemy。

電車に乗ったら必ずUdemyを見るという縛りにした。1つ1つの動画は短いので、スキマ時間でも結構進められる。さすがにスマホでプログラミングは厳しいので、帰宅してから少し手を動かしたりはした。

この講座を選んだ理由としては以下3点。

  1. 環境構築から詳しく説明してくれる(初心者の躓きポイント)

  2. ターミナルの解説あり(入力補完や階層等意外と重要)

  3. 「ChatGPTと対話しながらプログラミングする」という勉強法が身につく

途中解説が難しくてついていけなかったところも正直あった。けれど模擬試験を解きながら「そういえばUdemyであんなこと言ってたよな~」なんて思い出せることがあった。

動画学習って目と耳の両方から勉強できる。結果、記憶に定着しやすいのかもしれない(個人の感想)。

あと個人的には経験上、スタートを誰かに伴走してもらうとその後躓きにくいので、はじめの一歩に最適だった。


② ExamApp(5周)

神サイト🤝

初級から気軽にチャレンジできる。1問ごとに詳しい解説があり、わかりやすい。

Udemyを終えてからは、電車に乗っているときはこれをやる、という縛りにして、初級→中級→上級→初級→…と繰り返していた。試験当日にもやったので、結果5周くらいしたかな。

上級は穴を突いてくるような問題で、試験直前に漏れがないか確認する意味でも、とても役に立った。


③ PRIME STUDY(2周)

こちらも模擬試験。

1度始めると制限時間のカウントダウンが始まって中断できないので、土日などまとまった時間が取れるときにやっていた。

結果は開始時に入力するメールアドレス宛に届くのだけれど、正誤しか表示されない。

そこで、Udemyの「ChatGPTと対話してプログラミングする勉強法」と、「構築した学習環境」をフル活用。自信がなかったところを調べて、自分でプログラムを動かして確認した。

解説がゼロだと自分で調べざるを得ない状況に強制的に入れるので、むしろ良かったのかも。

全3回あり、だんだん難しくなる。実際の試験よりも難しかった気がする。


④ 徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集(1周)

公式問題集。公式はどんな問題を出しているのか気になったのでやってみた。

分野別に10問ずつくらい練習問題があったのが良かった。

他の模擬試験とあまり差を感じなかった…わざわざ買わなくても良かったかも。


⑤ Pythonチュートリアル(1周)

公式書籍とはわかっていながらも、記載がわかりにくいという評判を知っていたので、ここまでほぼ未確認。最後に念の為1周通読。本は買わずにWEBで見た。

確かに書き方はわかりにくいけれど、ちゃんと読もうと思えば読める。

言われている通り、全く知識がない状態でこれから入ると挫折するかも。


⑥ Youtube Python基礎文法入門(1周)

私はUdemyから入ったけれど、Youtubeから入るのはさらに気軽でいいかも。

総復習として軽く1周見た。


⑦ Kindle プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門(1周)

自分は本当にPythonを分かり始めているのか?試験に合格できるのか?と急に不安になって、他の人の合格体験記を読んでいたときに見つけた。

試験が近づくといつもこうなる。なぜ。

↑このブログで紹介されている。

全3冊あり、全てkindleunlimited対象なので、気軽に読めた。

前述のExamAppを繰り返していると問題を覚えてきてしまうので、この本の例題で「ちゃんと理解できているか」を確認した。


⑧ Axross Recipe 【入門】コース(1周)

ソフトバンクグループのエンジニアが立ち上げたという勉強サイト。

実務に近い形でPythonの勉強ができる。ちょうど【入門】というコースがあったので一通りやってみた。

やっぱり、あれこれ悩んで頭で考えて時間が過ぎるくらいなら、とりあえず手を動かしてみる方がいいな。

Google Colaboratoryという環境を知ることができたのも良かった。Googleアカウントさえあれば今すぐ始められる。

プログラミングは情報がたくさん落ちていて、教材に困らないのがありがたい…勉強しやすい…


⑨ ディープロ(1周)

会員登録(無料)をすると模擬試験を受けることができるサイト。

散々他の模擬試験や演習を繰り返して、最後の最後、本番のつもりで1度だけ受けた。


試験を受けた感想

模擬試験と似た問題も出たけれど、意外と基本的な内容も多かった。

「〇〇はどういう意味ですか」みたいな。

一方で実際にプログラムを書いていないとわからないだろうな、という問題もあった。最初にUdemyを見ながら手を動かしておいてよかった…

775点/1000点と9問間違えてしまった原因としては、「わかったつもり」になっていたところがあったこと。

試験中につい頭を抱えた。「これはこういうものでしょ」と教科書的な理解だけしているとこうなる。

「実際はこういう使い方もするよね」「こんなパターンもありえるよね」というのも想像する必要があった。反省点。


今後

今は「やっとデータ分析の入口に立てた~!」という何とも感慨深い気持ち。

次は『Python3エンジニア認定データ分析試験』を受験する予定。ここから本番だ。

鉄は熱いうちに打て、ということで、試験帰りに早速公式書籍を購入した。

Kindle版は半額で買えると知って、本屋さんで立ち読みしたけれどKindle版を買いました…本屋さんすみません…。

ちゃんとマーキングできるタイプだったのが嬉しい。(とりあえず電子化しました、みたいなブックマークしかできないタイプにもよく遭遇する)

来年春くらいに受験するつもりで、少しずつ勉強を始めようと思う。

データ分析系のその先の目標は、

  • 実務でPythonを使う

  • Kaggleをやってみる

  • 統計検定準1級を取る

言ってしまった…けど言うことが実現の近道…

自分のペースで頑張るぞ💪

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