2019/06/27 旅に生きる ~地形考⑦~
※皆さまの投げ銭で旅をする企画です。
今回はその⑥に続いて神社の紹介です。深い考察はありません。
みなさんは東下条駅はご存じだろうか?磐越西線の駅で1面1線片側ホームの無人駅である。
駅と国道49号線を挟んで下条小学校がある。国道を走っていると見えるのだが平成17年に閉校している。
閉校した校舎をどう再利用するか?はその地域の『知恵』が出る。
役に立ってない地域振興を謳ったビジネス会社へ明け渡すような愚行をする自治体、
カフェとしてにぎわいを見せる自治体。
問答無用でぶっ壊す自治体、そして何もしない自治体。
なぜここが再利用されていないかはわからない。廃墟としてそっち系の人に認識されているふしもある。
だが見た目は荒れていない。体育館の床はわからないけど。
維持費より解体費が高いか、どう使うか迷っているか、足の引っ張り合いがか。
どちらにしろ子供のいない学校ほど不気味で意味がなく空しい場所はない。
その学校跡のすぐ横に『ショウキ祭り』に使う藁人形の保管場所?(祭りの時に組み立てる)がある。
ショウキ=鍾馗×
ショウキ=正鬼〇
五穀豊穣、村内・家内安全、無病息災、災厄退散、子宝を願って藁で組み立てた人形を集落のはずれに祀るこの地域独特の祭り。
武須沢入・平瀬・夏渡戸・大牧・熊渡の5地区にそれぞれ藁人形があり、この熊渡は人形と祭事の場所が違う(この時は時間がなく人形の場所探しはしなかった)
まさしく郷土歴史家が好きそうなネタなのだが、このショウキ様の藁人形は
『チンコ』
を激しく強調してあるのが特徴。
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ここからさらに福島県側へ戻ります。
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