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呪術廻戦 最終巻 感想 芥見先生からネットを取り上げてくれ。

メリー・クリスマス!

呪術廻戦最終巻が発売されましたね。
信者を降りはしましたが、買いましたよ。
2020年に呪術廻戦にはまったので、そうか、もうあれから4年も経つんですね。そりゃ完結もするか。

※647は痛い呪術信者から、現在、アンチ呪術になっています。「呪術廻戦」または芥見先生のファンの方は読まないでください。また、記事に対するいかなる批判コメントも無視させていただきます※

感慨深いですが正直29~30巻は何が言いたいのかよくわからず、展開もよく分かりませんでした。
でも最終的に宿儺を倒せて、若き1年トリオは死ななくてよかったね、と思いました。
五条悟が呪術師界について語っていた物語冒頭は、こんなしょぼいラストになるとは想像もしていなかったですが。
だって、30巻あって、やったことが、宿儺を倒しただけってやばくない?

『地極楽』って漫画があるんですけど、13巻で極楽浄土のボスを倒すだけの話なんですが、つまり13巻あったら倒せるんだよね
(私は地極楽がコンパクトに完結していて好きです!)

宿儺を倒すだけだったら『呪術師界を良くしたい~(五条)』『つまんない世界をもっと面白くするため何百年も生きてきた僕は~(偽夏油)』とか大それた思想を描く必要なかったくね?

普通に虎杖(というか1年トリオ)修行させてvs宿儺戦にすればよかったくね?

だって最後普通に術師として任務している1年生トリオいるけど……え、五条が死んだ後、御三家ほぼ壊滅状態、シン影の当主もおらんくて、上層部も殺しまくって、呪術師って今何やってんの??

さらに言えばさ、天元って何だったんだ??

アメリカ軍とか出してきて、世界規模にしたくせに、意味不明すぎて草も生えないってこのこと?

あとね、私は敵キャラの偽夏油は、非常によく考えられたキャラだったと思うんですね。
だって五条先生の親友の皮を被った、数百年生きて呪術による呪術のための世界を望むような最悪な奴なんですよ。
こんなの展開的に熱くならないわけがないと思いませんか!?(実際脳みそパッカーンしたときって本誌めちゃくちゃ盛り上がってたしね)

その奴の死に様がお笑い芸人……?

いや、ラスボス宿儺なのは、いいよ。そうなるってわかってたから。
でも、夏油を雑に処理しちゃあかんでしょ……。
まあそれを言ったら五条を雑に処理されて私はぶち切れたわけなんすけど……。

夜蛾先生が死ぬシーンとかむっちゃくちゃよかったのにな真希が禪院家ぶっ潰してお母さん「生んでよかった……」とか、むっっっちゃくちゃよかったのになあああ!!!

天元とか九十九とかあんなに引っ張ってあっさり退場&死亡……別にいらんかったんじゃない?もう。
お兄ちゃんなんてめっちゃ人気キャラになったのに、死滅回遊まで生き残ってしまったのが最後、雑に処理されてしまった……。

最早、渋谷編で殺された七海の死にタイミングがよかったまである(芥見のモチベ的に)。

ミステリ要素は芥見には荷が重かったってことね……分かったよ……。
知っているか?全盛期の呪術廻戦は本誌ネタバレ含む考察動画が数十万再生するほどに伏線大好き系Youtuberから考察されていたことを……。

っと言いたいのはこういうことじゃなくてね。

あの言い訳あとがきは何なんだよ……まじで……。

もうやめてくれ……オーバーキルです先生……。

要約すると

・ネット気になりすぎて途中から投げやりでした
・こんな人気作品(しかもジャンプ本誌)なんてふつつかな私めには荷が重かったです
・でも周りが何とかしてくれるかなって思ってたら何とかなりました。ありがとう編集者含め周りのみんな
自己嫌悪えぐかったんですまじでごめんなさい

って言っていました。芥見先生が。あとがきに見開き使って(※個人の受け取り方です)。

この私のアンチ記事当たっとるやんって乾いた笑いが出ましたよ。ええ。

あのさあ、ファンが言い訳を最終巻に乗せられて喜ぶと思いますう??

どんだけネットでたたかれても作者だけは自分が生んだ作品を誇れよ。

それがファンに対する真摯な態度ってもんじゃねえのかよ。

「私が」至らなくて、「私が」自己嫌悪で、……って

もうさ、エッセイでもないのに、作品より前に作者が出てきたら終わりだよ……。

あとがき書くなら、私はこんな後悔の念よりも、誇れる部分を語ってほしかったな~。

読者が、ネットがなんと言おうと、素晴らしいヒット作を生んだ作者は芥見先生じゃないですか。

私は信者を降りたけども、最後gdgdになって冷めたけど、でも、令和では一番衝撃を受けた面白い漫画だと思うんだよね。

私さ、アンチ記事を書きながらも、なんだかんだ全巻購入するくらいには呪術が好きだったと思うんです。
でも、このあとがきで本当に何だか冷めてしまいました……。

こんなのを載せるのを許可した集〇社すら信じられない。

作品に対するプライドがないのか。
というか作者自身のプライドが高すぎだろ。
つまりこう言いたいんだろ?

「お前らがネットでたたいて細かいこと言わなければもっといい展開でいい最終話かけたのに」

そういっているようにしか私には読み取れませんでしたけどね。

自信がないから人(ネット)の意見に流されるんです。
作品に自信もってくださいマジで面白かったんで。

あーなんかわかったかも。
私、呪術廻戦が嫌いになったんじゃなくて、呪術廻戦が好きすぎて、作者がやる気を無くしている状況が許せなかったんだ。

あんたが産んだ子だろ。最後まで愛してやってよ。どれだけいじめられようが、親だけは子を守ってやらないかん。味方になってやらんといかん。

親が周りと一緒になって、「すみません育て方が悪くて、愚息以下でしたわー」なんて言ったら終わりだぞ。
先生がやってることは、あのあとがきは、そういうことだぞ。

もう次の編集者は絶対に芥見先生からネット取り上げてくれ。

まあでもこんな(いろんな意味で最後まで)楽しませてくれる作品に出会えたんだ。

あで謝。

(どやあ)


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