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自分で選んでよかったことからの振り返り #114
こんにちは。
今回は、ライフネット生命、note、Voicyで開催されているテーマ「#自分で選んでよかったこと」に乗っかってみたいと思います。
このテーマを見て思うところがあったので、昔の自分と最近の自分を振り返って書いてみようと思います。
先日、実家の私の荷物の中から、高校の通信簿が1つだけ出てきました。
この通信簿は、私にとってただの通信簿ではありません。
なぜなら、忘れもしない私の人生で最も成績の悪い通信簿だからです(笑)
自分でもなぜこの通信簿だけ大切に?残しておいたのか全く記憶がないのですがw(親からは悪すぎて隠してたんじゃないの?と言われましたw)
おそらく自分への戒めと、ある意味ネタとして、残しておいたのではないかと思います。
なぜ、高校の通信簿の話をしたかというと、
今回のテーマである、過去の私が「#自分で選んでよかったこと」は、この最悪の通信簿を取ることになった環境を選んだことだからです。
ちなみに、高校1年1学期の通信簿だったのですが、どのくらい悪い成績だったかというと、、赤点が複数あり、3学期までこのままの成績だと留年してしまうくらい悪い成績でした(笑)
過去の私が自分で選んでよかったこと
日々、私たちは小さな選択をたくさんしていると思います。
その中でも、私が過去のあのときにあの選択を自分でしてよかったと強く思う選択が1つあります。おそらくこの選択をしていなかったら、今の人生が大きく変わっていただろうなと思うくらいです。
私が自分で選んでよかったこと。
それは、進学する高校の選択です。
私は、地元の公立中学に通っていたので、特別なことがなければ、何も考えず地元の公立高校へ進学していたと思います。
ですが、中学3年の夏ごろに通っていた塾の中で一番上の特進クラスへ私が進めることになったことと、塾の友達の影響もあり、私は父親に「特進クラスへ進んで、東京の高校を受験したい」とお願いしました。
細かいシチュエーションや言い方は正直忘れてしまっているのですが、
少なくとも、親から上のクラスへいけるように頑張りなさいとか、この高校を受けなさい。と言われたわけではなくて、自分で特進クラスに進みたいと思ったし、東京の高校を受験してみたいと選んだことだけは記憶に残っています。
なぜこの選択を当時の私がしたのか?
将来のことを考えてなんてことではなくて、単純に特進クラスという選ばれしクラスがカッコいいと思ったことと、仲が良かった塾の友達が東京の高校を受けると言っていたから、自分も受けてみたい。そんな程度だったのではないかと思います。
そんな私の選択を応援してくれた両親には、非常に感謝ですね。
これは蛇足ですが、ちょうどこの頃にスポーツ推薦で2つの高校から私に声をかけていただいていたのですが、東京の高校を受験するからと、全て断ったこともありましたね。
両親の応援もあり、私は希望通り特進クラスへ進み、結果として、ものすごく運良く第一志望の高校へ進学することができました。
その高校1年1学期に、私は冒頭の人生で最も悪い成績を取ることになったのです(笑)
なぜ、この選択が自分で選んでよかったと思えるような良い選択だったのか。
その理由は、自分にとって良い環境に身を置く選択だったからだと思います。
中学の私がこれを狙っていたわけでは当然なかったですが。
特進クラスに進めるような人がいるところに、自分の身を置くことになったので、学校では味わえないものすごく良い刺激をもらったり、切磋琢磨し合ったり、競い合うことができて、すごく成長できたと思います。
その結果として、第一志望の高校へ進学することができたのではないかと思うんですよね。
高校進学後、周りのレベルが高すぎたために、初っ端は最悪の成績を取ってしまいました。でも、そのような今の自分よりもレベルが高い環境に身を置いて、揉まれても、なんとか食らいつくことで、挽回して卒業のときには成績は学年の上位10%に入るようになって、大学も第一志望へ進学しました。
良い環境というのは、自分よりもレベルが高い環境。辛いかもしれないけど、食らいついていけるような環境。そのような環境に自ら身を置くことを選択したことが、後々の自分の糧になる。だから、自分で選んでよかったと思えるのではないか。
会社に入ってから何も自分で選んでいない
このnoteで言いたいことは実はここからかもしれない(笑)
「#自分で選んでよかったこと」これを目にして、最近何か自分で選んでよかったことあったかなと振り返ったときに、ゾッとしました。
会社に入ってから何も自分で選んでいないことに。
今の会社を選んだのはもちろん自分です。
上記のように、自分よりもレベルの高い環境と思える会社を選んだと思っています。
ですが、会社に入ってからは、配属、勤務地、業務内容、ポジションや役割、異動。。。
何一つ自分で選んでいない。ということに気づいてしまったんですよね。
辞令や上司に決められたことに従っているだけ。
昔は、自分で選ぼうとしたことがありました。
最初の配属先は希望を用紙に書いて人事と面談。だけど、希望用紙に一切書いていない部署へ配属。(あの希望調査はなんだったの?と今でも思いますw)
他にも、新規プロジェクトの募集があったときに、何度か手を挙げたのですが、上司から「自分の仕事もろくにできないくせに何言ってんだ?」「言われたことをやっておけば良いんだ!」みたいなトーンで怒られて、許可してもらえず。
上司の言う通り私がポンコツなので、私には自分で選ぶ権利はないと思い込むようになってしまったんですよね。
結果として会社において、自分で選ぼうという思考が完全になくなってしまっていることに気づきました。
なので、最近では無茶ぶりも含めて、決められた目の前のことにいかに早く順応して、対応するか。そればかりに重点を当てるようになっている気がします。
良い意味で便利屋、上司にとって都合の良いヤツかもしれませんが。
何も自分で選んでいないから、誰かが選んでくれるのを待っている。自分の希望に近いものであるかどうかは、もちろん運任せ。というか、もはや自分の希望というものを持ってすらいない。
自分の人生なのに、他人任せで自分で選ぼうとしていない。これはかなりヤバい状態ですよね。
もちろん仕事なので、すべて自分の希望通りにいくことはなかなかないと思います。
だけど、将来の自分のために、あのときに自分で選んでよかったと思えるように、後悔しないために。
例えば、自分はこれがやりたいと言い続けたり、そのために情報のアンテナを張ったり、行動したりする。
そういう自分ができることからまずはやっていきたいと思いました。
数少ないチャンスがやって来た時にすぐに反応できず、チャンスを逃してしまうかもしれないですからね。
今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。