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六甲山全縦走(半走)へ向けて(12)

三連休の初日の土曜日は天気の良い登山日和。あと1ヶ月に迫った六甲山全縦走の練習を行った。前週と同じルート(栂尾山〜新神戸)を登る事にした。前週は途中右足が引き攣るアクシデントがあったので、右足にばかり負担をかけないように気にしながら歩いた。

出発はちょうど前週と全く同じ時刻となり、時間の比較もしやすい。最初の栂尾山から馬の背、東山にかけては前週より少し早く登り終えた。東山から高取山、高取山を下りて鵯越までの町中の舗装道は歩きやすいものの、結構な坂で、そんなにスピードを上げられない。休憩をあまり長く取らないように気をつけるくらいしか、タイムを短縮する術はないようだ。

いつ見てもいい眺め
ハイカーが多かった

高取山頂で栄養ゼリーを補給して鵯越駅へ向かう。来月の六甲全縦走大会に備えて下見や練習をする人達がいるようで、いつもより登山客は多い。お昼ご飯は菊水山の頂上でと考えていたが、時間が遅くなりそうなので、急階段手前の休憩所のベンチでおにぎり2つを食べる。ペットボトルのお茶も飲み干した。

高取山
菊水山山頂 碑に登っているハイカーにYAMAPのDOMOをもらった

カロリーを補給したからか、前回よりは少しだけ楽に登ることができた。いつも休憩をする木陰のベンチは先客でいっぱい。仕方なく、しばらく風にあたって、鍋蓋山へと下る事にする。天王吊橋までの下り道は結構長く、滑らないように気をつけないといけない。そのため、自分には時間がかかる。

鍋蓋山が半走の最後の登りとなる。ここを登れば後は市ケ原、布引貯水池、新神戸と下りが続く。最後の登りと思えば、何とか乗り切ることができる。何度も同じコースを歩いていると、どの山の登りも、「この辺りであと半分」、「ここまで来ればあと一息」と意識ができて、気力を保てるのがわかる。いつ終わるかわからない登りほど絶望的なものはない。

鍋蓋山山頂では朝から抜きつ抜かれつしたハイカーが思い思いに休憩をしていた。朝から何度も挨拶を交わした人達を残して、そそくさと新神戸へ向けて急ぐ。今日の目標は前週のタイム更新。平坦な道や緩やかな下り道は急足で歩く。幾分か大股になっているのに気づく。

布引の滝は新神戸から登ってくる人達でいっぱい

新神戸に到着してタイムを確認すると、なんと、前回と全く同じ7時間40分。今回は前回に比べて休憩は10分程度短かったのに、タイム更新はならなかった。少し残念な気持ち。でも大会まであと数回は練習できる。恒例の三ノ宮オアシスで生ビールをいただいて帰宅の途についた。

新神戸駅 新幹線の下を通る
スーパードライ(550円)とポテサラ(400円弱)

距離      18.4km     
消費カロリー    2722 kcal
時間          7時間40分

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