サンチャゴへの道 巡礼29日目 【2023年夏】
こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。サンチャゴが目前に迫ってきました。最後の数日を楽しみたいと思います。
本日の行程 パラス・デ・レイ → アルス−ア
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今日の天気(予報) アルス−ア 曇のち晴れ
最低気温14℃ /最高気温27℃
6時前に目が覚め、準備を始める。前の晩に荷物の整理をしているので、最近は暗闇の中でも着替えやパッキングができるようになってきた。最後の忘れ物点検だけはヘッドライトの赤色灯を使う。
今朝は霧もわずかで気にならない。宿も昨日電話で予約しているので、少しゆっくりとしたペ−スで歩き始める。巡礼路沿いに今までになくオレオが多い。昔の古いものから、新しく作り直したようなものまで多様で見ていて楽しい。
昨日よりもグループで歩く人が更に増える。彼等は内輪で話しながら歩いてあるため、こちらも邪魔をしないよう挨拶をしない。何か残念。そんなグループの合間に一昨日の日本人を発見。「おはようございます。」と挨拶をして少しお話をした。今日は自分と同じアルス−アで宿泊するとのこと。しばらくして今度は向こうから東洋人の若い女性が歩いてくる。日本語で挨拶すると「こんにちは」と返って来たので3人目の日本人に遭遇かと思いきや、話をすると台湾の方だった。日本語がそこそこできて、「来年、日本に行きます。」と言っていた。一緒に写真を撮って別れた。
宿はアルス−アの入口に近く、オ−プン前に到着した。外にシュ−ズラックがあったので、勝手に靴を入れスリッパに履き替える。荷物を入口に置き近くのバールに行き、ビ−ルを飲んで時間を潰す。チェックイン時間に戻ると親切にも荷物は中に入れてくれていた。案内されたのはカ−テンで仕切られた一番奥の区画。中には1段ベッドが一つ。完全な個室状態でラッキーだった。
シャワー、洗濯の後には先程のバールでセットメニューを食べて戻り休憩。宿の自販機でコカ・コーラを飲んでいると、サリアで出会った女性と再会。彼女はその時フロントでチェックインをしようとしていたが、係の人が不在のため電話で呼ばないといけない。電話したかと聞くと、スマホの調子がおかしいとのことで、自分のを貸してあげた。結局満室だと断られて別の宿に向かった。彼女はハイチ出身でニュ−ヨ−クに住んでいる黒人だ。カミ−ノでは日本人と同じくらい黒人は少ないので見てすぐに彼女だとわかった。
思わぬ再会の後、ベッドで横になると何と5時頃まで寝いってしまった。7時過ぎに散策と買い物、夕食に出かける。町を散策して明日の朝ごはんを買い、教会を覗くとミサが行われていた。途中参加し、終了後にスタンプを貰う。宿に戻る道すがら大鍋のパエリアを見つけ、夕食に頼む。塩辛くて、食べるのに一苦労。前に食べたパエリアは美味しかっただけに、今回は大失敗だった。残念!
本日歩いた距離 28.5キロ
本日までの距離 727.5キロ(のべ29日間)
サンチャゴまで 38.7キロ
本日の活動記録はこちら(YAMAP)
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