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電子出版(1)

定年を機に、このnoteの投稿を始めてもうすぐ2年となる。読み返してみると、僅か2年ほど前のことなのに、「あんな事もあったっけ」と思い出す。テーマも様々で、雑然とするので、マガジンを幾つか作って整理をしている。

マガジンの中で本数が多いのが「サンチャゴへの道」で120本の記事となっている。自分でもよく書き溜めたものだと思う。主な内容はサンチャゴ巡礼のためのトレーニングの記録、装備と持ち物の準備、旅の手配、巡礼中の日記、そして帰国後の振り返りとなる。

分量がどれくらいになるかと、noteからエクスポートして、テキストのみを取り出してみた。なんとA4用紙で160ページ。これに画像を加えると、恐らく200ページを超える。これだけの分量なら書籍化してはと思い立った。

昔、父親が私と一緒にイスラエル旅行をした時は、旅行記をワープロで打ち、プリントアウトした物を自分で綴じて身内に配っていた。だが今回の私の記録はページ数が多すぎて自分で綴じるには無理がある。

退職した人に「自費出版」で自分史などを作ってはどうか、などという広告をみたことがあるので、ネットで検索してみた。製本となると、最低でもかなりの出費となることが分かる。それでは電子書籍ではどうかと更に調べてみた。

分かったことは、電子書籍なら無料で作ることが出来るということ。例えばKindleの仕様で作れば、Amazonで流通することになる。また製本をした本を電子書籍と一緒に売ることにすれば、1冊の製本代を払うだけでに手元に自分の本が残る。高額な自費出版に比べれば千円程で済むのだ。

ということで、「サンチャゴへの道」をどうにか電子書籍にして出版して、製本版を1冊手元に置くことを考えている。投稿そのままというわけにはいかず、内容を整理してまとめ、校正をし、本の体裁にしていかねばならない。それはそれで、結構時間がかかりそうだ。途中で投げ出さず、完成することがあれば、ご報告したい。


【ご報告】このマガジン「サンチャゴへの道」がついに書籍化されました!

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