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六甲全山縦走(半縦走)へ向けて(15)

大会まであと10日ほどとなった。今日はたまたま仕事が休みになり、天気も回復したので、高取山から布引を経て新神戸まで歩いた。先日、六甲山系の山行を描いた『バリ山行』を読んでから初めての山行で、著者も何度も歩いているのだから、ひょっとしてすれ違ったりしてるかも、、、と思ってしまう。

ここのところ天気が悪く、今週末も雨のようなので今日は貴重な山行日だ。高取山からスタートすると、難所の菊水山も2つ目なので、まだ余裕があり途中休みなしで登れる。長い下りも少し軽やかに降りれる気がする。

京都の伏見稲荷程ではないけれどかなりの数の鳥居の高取山
菊水山は達成感が大きい

今日は菊水山の下り道で、神戸市の消防団員の集団と出くわした。ヘルメットに消防署の制服を着た20名ほどの若者グループが菊水山の山頂を目指して登ってきたのだ。先頭をいく隊員が道を譲ってくれ、一列に並ぶ隊員たちの横を拙い足取りで降りた。様子から、訓練のように思えた。

六甲山を歩いていると、救助要請をする際に位置を知らせるための標識が立っている。救助を要請する人が、「○○番付近までお願いします。」といえば、その標識の位置を目指して救助に向かうのだろう。消防署員の六甲山への出動があるのなら、訓練をしていてもおかしくはない。昔、スキー場で自衛隊員のスキー訓練に出くわしたことがあるが、消防署員にしろ自衛隊員にしろ、山での救難作業は大変だろう。

当初は高取山スタートで摩耶山ゴールの予定だったが、ゆっくり起きてきて9時後半に出発したため、摩耶山到着がロープウェイの最終時刻に間に合うか微妙で、市ケ原から布引を通って新神戸方面に下山することにした。また、ちょうど市ケ原辺りで朝から違和感があった左足首が痛み出したので、無理をせず正解だった。

布引貯水池の辺りにはベンチが幾つかあって、たまに座って(人工)湖を眺める人がいるのだが、誰もいない時には、腰を下ろして汗をかいた服を着替えることがある。人が来ないうちにさっと着替えて、少しさっぱりして帰るのだ。貯水池を過ぎると布引の滝があり、いつも観光客で賑わっているので、貯水池脇のベンチなのだ。

昨日の雨のせいか水量が多い
新幹線の新神戸駅に到着 トレイルステーションはこのすぐ右の入り口にある

ところが暫く前に新神戸駅の構内に「トレイルステーション神戸 登山支援拠点」ができており、ネットで調べてみると、登山用具のレンタル、荷物預かり、行動食の販売などの他に、無料で着替えられる更衣室を用意していることが分かった。

そこで今日は更衣室を拝借して着替えた。衣料品店にある1人用のカーテンで仕切る試着室のようなスペース。ゆっくりと汗拭きシートや手拭いで体を拭いてから着替えることができるので、本当に助かる。以前、地下鉄新神戸駅のホームですばやく着替える男性ハイカーを見かけたことがあるが、この更衣室を知っていれば利用しただろう。

さっぱりしたところで、またまた三宮の阪急オアシスに立ち寄り、恒例のビールを一杯やって帰宅の途についた。

平日の早い時間にはビールにおつまみの無料サービス有り 今日はカルパス

距離      15.7km     
消費カロリー    2196kcal
時間          6時間8分

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