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サンチャゴへの道 巡礼21日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日はアストルガでガウディ設計の司教館を見るのを楽しみにしています。

本日の行程  オスピタル・デ・オルビコ → アストルガ

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  アストルガ 晴れ
最低気温15℃ /最高気温35℃

今朝は宿泊した巡礼が少なかったせいか、出発の準備をする物音に目が覚めることもなく、皆につられてゆっくりとしていた。6時を過ぎてもまだ起きる人はいない。でもさすがに出発が7時を過ぎるのはまずいと思い、身支度を始める。

昨夜案内された通り、朝ごはんはテーブルに置いてあるものを自由に食べる。パンとコーヒーを戴く。ただ、案内されたドネーションを置くのを忘れてしまった。ごめんなさい。

7時頃に宿をでる。既に空が少し明るい。昨日までと違って国道から離れた巡礼路になる。周りの景色も変化があって歩ていても気が落ち着く。今日は始めから巡礼が前や後ろにいて、少し心強い。明るくなって気温が上がるのが早い。今日は気温が高そうだ。

宿を出る
自然の中を歩く

しばらく歩いたあと、ふと巡礼の大きな人形に気づいてあと戻りしてみたら、おじさんがスタンプを押す構えでこちらを見ている。クレデンシャルを差し出すと、ニコリともせずスタンプを押し、クッキー2枚とアプリコット2個をくれた。その後も私設スタンプ所が何ヶ所かあったが、愛想よく挨拶をして通り過ぎることにする。

可愛い水飲み場
乳牛を飼っていた
3分の2地点が近づく

10時を過ぎて、丘の上に十字架が見えてきた。近づくと眼下に町が見える。いよいよアストルガに近づいてきた。丘をおりると巡礼が瓢箪から水を飲んでいる像があるが、その隣にある水栓は壊れて水が出ないという有り様。近くのベンチでバナナを食べ自分のペットボトルの水を飲む。ここで16キロしか歩いていないけれどアストルガで宿を取ることに決心する。11時から開いているアルベルゲがあり、ちょうどオ−プン直前に到着した。

町が見えてきた
 横の水栓が故障
町がもうすぐ
後ろの建物がアルベルゲ

用事を済ませ近くのカフェでクロワッサンとカフェ・コン・レッチェでランチ。その後はガウディ設計の司教館とカテドラルを見学。一旦宿に戻って休憩。5時前にチョコレート博物館へ向かう。昔、グリコの工場見学で聞いた基本的な解説に、アストルガとチョコレートの関わりや、昔の製法などを加えた展示だった。展示の後にチョコのサンプルをくれた。3種類のチョコを一粒ずつだが、単純に嬉しかった。町のあちこちにチョコレートが売っていて買いたくはなるけど、この暑いのに溶けそうで躊躇する。

クロワッサンが半分に分かれて出てくる
城壁
ガウディ設計司教館
司教館内部
カテドラル
彫刻が見事
主祭壇
ステンドグラス
小さいけれど緻密なキリスト
天使
ヘラ−ト(ジェラート)屋さん発見
チョコレート味は必須
チョコレート博物館

8時になり夕食にする。賑やかな広場に面したレストラン。昨日は、パエリアだったので別のものをさがす。アラカルトで前菜にイベリコベジョータ、メインにチキンカレー。もちろん生ビールも。ベジョータは必ず一度食べようと思っていたので、それで満足。チキンカレーは思いの外、日本のカレーの味で美味しかった。食後は近くの公園で棒アイスを食べてデザートとした。

ベジョータ
チキンカレー


本日歩いた距離   16.5キロ
本日までの距離 508.8キロ(のべ21日間)
サンチャゴまで    257.4キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)







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