六甲縦走路 | 高取山〜新神戸 サンチャゴへの道11
六甲縦走路半走を目指して
今年は3年振りに六甲全縦走大会が開かれるようだ。神戸市のマラソンも復活の予定で、ウィズコロナの生活が浸透しているように思える。ただ、今年の縦走大会に半縦走はない。まずは半縦走に参加しようとしていたので、がっかりではある。
いずれにせよ、今の自分が須磨浦公園から布引まで歩けば10時間はかかりそうだ。この季節に暗くなる前、午後4時位にゴールするには午前6時スタートとなる。実際に半縦走をしようと思えば、丸一日、それもかなり早い時間から出発する必要がある。天気も含め、都合の良い機会を伺っているところだ。
高取山〜菊水山〜再度山を経て布引の滝
今回は、朝の須磨アルプストレーニングでは物足りず、かと言って半走縦走の時間はなく、半重曹の途中、高取山以降を歩いた。
家から神戸市営地下鉄妙法寺駅を通り、高取山へ向かう。高取山、菊水山は3回目くらいで、久しぶりとなる。須磨浦公園から登ると、高取山、菊水山、鍋蓋山はとてもきつい。高取山からスタートなので何とか頑張れるだろうという目論見だ。高取山は最初の上りが山頂までずっと続く感じだ。なだらかなところがあまりなく、歩きながら息を整えることが難しい。上りの途中で時々休むことになる。
高取山の山頂からは、これまた、なだらかなところがあまりない下りが続く。高い山でもなく、急勾配の山でもないのだが、要は遊びがない山とでも言うところか。高取山を降りると、しばらく住宅街の中を歩く。神戸電鉄鵯越駅の袖から菊水山に向かう。
鵯越駅から昔の菊水山駅の下位までは結構長閑な道だが、そこを過ぎると急勾配の上り道が続き、やはり何度か坂の途中で休憩をとることになる。思うに自分にとっては、ここが六甲縦走路で一番辛いような気がする。頂上が見えた瞬間はいつも本当に嬉しい。頂上からの眺めも素晴らしい。
菊水山の頂上から鍋蓋山に下る道は結構長く感じられる。天王吊橋まで来ると次は鍋蓋山だ。この鍋蓋山も木の根っこがウヨウヨとしていて、いきなり歩きにくい道だ。この高取山、菊水山、鍋蓋山の3つは自分にとっては難敵だ。
最後はビールで
逆に、この3つを過ぎると後は再度山の修法が原、大龍寺、市ケ原、布引の滝とホッとするスポットが多く、道もなだらかで心地よい。今回は、苦手な3つを何とか乗り越え、新神戸へと下りてくることができた。新神戸から三宮で途中下車し、阪急オアシスのイートインスペースでいつものごとくビールを一杯飲んで帰路についてた。