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【はじめまして】ゆるゆる日記でいいんじゃない?

はじめまして、muniです。

世を忍ぶ仮の姿は、30代に突入したOL。
これだという趣味や特技はないし、完璧ではない日々だけど、夫との仲だけは出会ってから13年続いています。
まずはそんな日常をゆるゆる日記にしていこうと思います。
愛を諦めていた私が、最愛の夫との日々を綴ることになるとは(ここ笑うところ)。



さて、日記をつけるというのはかれこれ8年振りくらいになりそうだ。

高校3年生になる前の大晦日「世の中はなんて理不尽なんだろう」と憤慨した。
それを誰にも言えず、表紙のデザインが好きで何も書かずに大事にとってあたノートに思ったことを書き殴ったら、案外気持ちの整理がついた。
それで続けたら日記になった。

大学生になっても毎日手帳を開くから、その時の気持ちを書き留めた。
良いことも、悪いことも。
誰にも言えない感情も私の大事な経験なのだから覚えておきたいと思っていた。
だから自分の中で心が動いた日は、今でもいつだったかを覚えている。

けれど社会人になってから、ぱったり日記をつけなくなった。
帰ったらとにかく空腹を黙らせて、その日の汚れを落として寝る。
忙殺されたと言ったらそれまでだけど、多分ひとりの空間で机に向かうことがなくなってしまったからだと思う。

本当は1行でも良いんだよねって思う。
「今日は何もしなかった」とか。
「今夜は雨」とか。

死んだ祖父は、生前よく2年綴りの分厚い日記帳を見せてくれた。
自分がこの日どう生きていたかを後から見て、今の方が成長していることを知れるんだ、って言っていた。

私にそこまでできるかはわからないけど、春雨の夜に隣で夫の寝息(正しくはいびき)を聞きながら、何年振りかの再開をゆるゆると果たしたい。


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