組織にいながら自由に働く
3年ほど前、楽天のがくちょの仲山進也さんを知って、ネコの働き方という言葉を知った。
2021年、軽井沢のラーニングフェスティバルのイベントに参加。
ちょうどコロナ禍で、リアルイベントが困難な状況だったので、オンラインで参加をしたのだが、その時、仲山さんが登壇していて「組織のネコという働き方」の本を出版するとの話になり、同じグループで対話させてもらったと記憶している。
組織に忠実なイヌ
自分に忠実なネコ
群れを統率するライオン
社命より使命のトラ
自分は、ネコっぽいなと思いながら話を聞いていた。
とてもラフな感じで、和気藹々と話ができたのは、その場を作ってくれていた仲山さんはもちろん、その場に参加していた人達の人懐っこい雰囲気が、そのまま参加者に安心感をもたらせ、和やかさが生まれていた。
そんな縁もあり、この3年余り、仲山さんのFBをフォローしている。
仲山さんの情報発信は、とてもシンプルだけど、楽しい感じと生きやすさみたいなものも伝わってきて、とても楽しい。
そんな仲山さんが、今回、自分が参加している本の要約サイトflierのbook laboに登壇し、campを開催されるというのは、私にとっては、飛び上がるぐらい嬉しい出来事だ。
どんなcampになるのだろうと今から興味津々だ。
「加減乗除」「自己中心的利他」「フロー理論」「組織のネコ」どれも深掘りして、自分に落とし込みたいワードでいっぱいだ。
ビジネスに関する働き方の思考になりがちだが、この仲山さんの話は、人生訓だと私は思っている。
昨年、還暦を迎えた私の人生は、加減乗除のどのフェーズも体験し、今は、多分、「徐」の位置になって来ている。
一昨年から、環境を変え、今、好きなことをやり、新しい事に挑戦し始めた。新しい事への挑戦は、若かった頃の体験を思い出し、とても新鮮な感覚だ。
同時に、物事を俯瞰して捉えることができるようになって来ていて、昔と同じ、イヌ×ネコの働き方をしていても自由さがあり、立ち居振る舞いは、イヌの様なのだが、リードに繋がれていない感覚だ。
若い頃は、リードに繋がれ、コントロールされて育ったが、今は、リードがなくても、ご主人様に寄り添って前に進める。
年齢を重ねた要因もあるが、やはり、一番大きな要因は、知識が身についたということなのだろう。学ぶという事は、幾つになっても人生に必要な事とあらためて感じる。
自分がやりたくて得意なことをやっていると、喜んでもらえて、嬉しいからもっとやりたくなる。
この状態を「魂のごちそう」と仲山さんは呼んでいる。
このタマごちを生き甲斐にできれば、最高の人生が送れるのかと思う。