2025年、チャレンジしたい10のこと
ここ数年、年の初めにその年のテーマやしたいこと100個を手帳に書きつけることは、わたしの恒例行事となっている。
しかし、ふと最近気づいてしまった。
書いたうちのいくつか、例えば「○○(友人)に会う」は、話したいなあ、と思ったら最近は自分から誘うし、「スタバの新作を飲む」とかは、機会があれば飲みたかったら飲む。
「○○を購入する」といった類のしたいことも余程金額の大きいものでなければ、望めばすぐに手に入れることができる。
すなわち、すぐ叶うことであれば、やりたいなと思ったら気づいたらしてるし、時間が経って興味が薄れていればしない。
2025年は育休で丸々一年学校現場から離れるから、これまでとは全く異なる年になる。小さな「やりたい」を日常に散りばめて、少しずつ拾い集めるのも楽しいけれど、2025年はこれを達成したい、こうありたいといくつかの大きな目標を立ててそこに向かって進んでゆきたいなと目論んでいる。
今年は、やりたいけれど実行するには「よし、やるぞ!」と気合いのいりそうなあれこれを挙げてみようと思う。
1年後それらがたくさん叶っていれば、今のわたしより一段レベルアップしているかもしれない…!
2025年、特に焦点を当てたいのは、「暮らし」「書くこと」「学び」この3つ。
★暮らし★
・不要なものを手放して、すっきり暮らす
家にいる機会が多くなり、毎日100回くらいは部屋のごちゃごちゃ感に辟易している。片付けや掃除が好きでも得意でもないのに、綺麗な空間や洗練された空間がすごく好きという悲しき矛盾…。
これまでは、素敵な空間であるホテルや旅館、喫茶店などで、その気持ちを満たしてきた。秋に出産をして、気の向くままに出かけたり泊まったりすることが難しくなった今、どうにか少しずつでも、すっきり暮らせるよう家の中を整えてゆきたい。今流行りの「ミニマリスト」にはなれなくても「ゆるミニマリスト」くらいはめざしたい所存。
・買うときは熟考し、買ったら使いきる
家の中がごちゃごちゃしている原因ぶっちぎり第一位、物が多い。元々お買い物が好きなので、「これ可愛い!」「あったら便利かも」と結構、軽率に手にとってしまう。セールも楽天お買い物マラソンもわたしにとって最大の誘惑。はねのける強靭な意思をもたねば。
そしてつい先日は、ネイルリムーバー、あったはずなのにないなあと思って買ったら、棚の奥からほとんど使っていないものが出てきた。まったくもって、これでは「反ミニマリスト」である。特にハンドクリーム、リップ、ヘアオイル。もう今年1年買っちゃだめだからね、わたし!
・毎日、穏やかに過ごすことを心がける
子どもを育てる、ということは自分の意思でままならないことが増える。
しかし、それに振り回されてかりかり、きりきり、もやもやすることなく過ごしたい。わたしの場合、大抵そういったマイナスな気持ちが心を占めているときは、そのこと自体をきちんと自覚できていなかったりする。
日頃から、気持ちをノートに書き出すジャーナリングをしたり、お風呂読書をしたり、甘いものを食べたりと積極的にご自愛していきたい。
そうやって毎日穏やかに過ごして、一緒に暮らす夫や子に常に愛ある態度で接することができたらいいなあ。
★書くこと★
・note週1投稿継続
今年もnoteで週1、余裕のあるときは週2投稿を継続させたい。週に1回書いて投稿、というよりもこれまで通り、毎日少しずつ書いて形にしていくスタイル。読んでくれた人が、ちょっとでも笑えたり、自分のことに思いを馳せられたり、気づきがあったりと何かしら心が動く文章であることが理想。
真面目な文章もおちゃらけた文章も、世に出す以上、まずはわたしが読み返したときに書いて良かったと心から思えるものでありたい。
・児童文学エッセイを書く
子どもたちに教える中で、何の教科が好きか問われたら、断然国語!特に、文学作品。
子どもたちとの対話の中で、登場人物の気持ちであったり、作品のテーマであったり、たくさんの解釈を引き出してそれらがつながってゆくのが本当に面白い。
この作品を○年生で読んでもらう意味、とか作者が子どもたちに伝えたかったであろうテーマとか、何を大事にして授業をしているか、など交えたエッセイを書きたい。「スイミー」「お手紙」「名前を見てちょうだい」「モチモチの木」「サーカスのライオン」「ごんぎつね」とかね。
実はそういった文章、書きたいなあとこれまで度々思っていたけど、他の作品を扱う以上、軽い気持ちで書けないしそれらをまとめるのはすごく時間がかかりそうだから手を出せないでいた。今年こそ頭の中にてんでばらばらに漂う、あれやこれやに集合をかけよう。
・ことばノートを1冊終わらせる
2年前くらいから、惹かれたキャッチコピーとかエッセイや小説の表現だとかを書き留める「ことばノート」なるものを作っている。これまで気がむいたときに書いてきたけれど、もうちょっと頻度を上げてやっていきたい。
・児童文学を書いてみる
これは全くの新しいチャレンジ。これまで書くことをエッセイに絞ってきたのは、わたしにはエッセイしか書けないと思っていたから。
けれど、それは思い込みなのでは…?と最近ふと思った。
これまで子どもたちと関わってきた中で、時間のあるときにはタブレットを手にする子が増え、「読書離れ」が起こっているのを感じている。
そんな子たちも、物語の世界に入り込んで時間を忘れるようなわくわくできるようなお話を書いてみたい。納得のゆくものに仕上がったら、公募に出してみるつもり。
★学び★
・エッセイを学ぶ
このnoteで約4年間エッセイ(たまに日記的な文章)を書いている。
これまで独学、というか書き方を学んですらなく、わたしの思うがままに文章をしたためてきた。たまに、前のめりで読み進めたくなるような、引力のあるエッセイに出会う。そうすると、自分の書いている文章との差をひしひしと感じて膝をつきたくなってくる。
言葉の表現であったり、テーマの掘り下げ方であったり、構成であったり、書籍やオンラインスクールなど何らかの方法で一回きちんとエッセイについて学んでみたい。
・読書60冊
キリ良く100冊!と言いたいところだけど、3日に1冊は到底難しそうなので、頑張ったらなんとか到達できそうな月に5冊の計60冊。(去年は40冊くらいだった)数をこなすというより、立ち止まって咀嚼したり、読み返したり、いいなと思った本は味わい尽くしたい。
そういえば先日、本屋に立ち寄った際、ここ数年ファンタジー小説を読んでいないことに気づいたので、ファンタジーにも挑戦したい。あと、子どもに積極的に読み聞かせをしたいので、児童文学や絵本も気になる。
・茶道、美術、器について学ぶ
実生活ですぐに使わないような、知識や教養、そしてそれらに対する自分の考え。それがあるかないかで人間としての深みみたいなものの有無に関わってくると勝手に思っている。
わたしは茶道をかじっており、絵画を見るのも好きで美術館・美術展も年に5回くらいは行く。茶道で様々な器に触れるうちに、焼き物にも興味が出てきて、今のところ家には旅先で買った信楽焼、九谷焼、波佐見焼、丹波焼がある。
しかし、いずれも特に深い知識も教養もなければ「ここがいいんですよ!」と鼻息荒く語れる境地までも至っていない。茶道のお稽古や美術館に行ったり、素敵な器に出会うたび、ほえ~いいなあ、いろいろ学びたいなあなんて思うが、思うだけのミーハーである。
今年こそもう少し、深めたい。