やっと読書を習慣に出来た、が.......。
これも読みたい。あの本も気になる。
あれも。これも、、、、
ネットや本屋さんで見つけては買い、を繰り返すうちに、わたしの本棚の一角は、積読コーナーと化してしまった。
読みたいなあ、読まなきゃなあ、、
そうは思っても、なんだかんだ忙しくて
なかなか本を手にとれない。
さて、どうしたものか。
やりたいことを習慣にするとき、
「意思ではなく、仕組み化する」
と、良いらしい。
昔、何かのビジネス書だか自己啓発本で見たフレーズがふっと浮かんだ。
そうだ、お風呂タイムを読書タイムにしよう!
ああ、それなら私もしている、
Kindle、便利だしね。
と思われた方もいるかもしれない。
ちょっと、ちがう。
ページをめくる感覚が好きなのか、昔から馴染んだ形だからか、なんとなく未だに電子書籍に手が出せない。わたしにとって本といえばあくまで紙媒体の物なのだ。
そうして嬉々として、浴室に本を持ち込む日々。
濡れないよう、タオルをブックカバーにして。
結果からいうと、この作戦は大成功だった。
気温が下がると、身体を温めるために、
わたしは、ほぼ毎日湯舟に浸かる。
となると、ほぼ毎日読書の時間が30分〜1時間弱程度とれる。
継続とは素敵なもので、読書量が月1〜3冊がやっとだったわたしが、月5〜10冊まで読めるようになった。
しかも携帯もないので、集中して本と向き合えるし、 リラックスしているので、読みながら良いアイデアがふつふつと浮かび上がってくることだってある。
我ながら良い、「仕組み化」だった。
そう、たった一つのことを除いては。
勘の良い方はきっと気付れたであろう、、。
お湯ポチャである。
私はこれまで、疲れていたら、湯舟に浸かりながら寝てしまうことが多々あった。
読書中もその例外ではない。
.......ポチャ。
はっとしても、後の祭り。
本の端は、水分を含み、もう元の本には戻らない。
もちろんnoポチャの日も多く、充実したお風呂&読書時間を過ごせている。
しかしながら、noポチャであっても、湯気を吸い、心なしかページが、波打った本を量産させることになった。
新しい本たちを、水攻めの刑にさらすのは忍びない。ましてや、友だちから借りた本なんて、持ってのほか。
そうしてお風呂用は、再読のものか、古本屋で買った本たちが、選ばれるようになった。
そして新しい本は、積読コーナーへ。
....,3歩進んで、2歩下がる。
じ、人生なんてそんなものさ。
そうして、
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