パキポディウムをやらかした!
どうも、塊根植物好きな皆さんは、お気に入りの塊根をやらかした事があるでしょうか?
私は、令和3年11月に購入したパキポディウム・フィヘレネンセを冬越し管理中にやらかしました。そんなお気に入りだった塊根植物を復活させたいと思い、試行錯誤した内容を残しておきたいと思います。
パキボディウムって何?
購入したパキポの紹介
寒さでやらかした!
パキポを守れるか?
パキボディウムって何?
ここ最近、塊根植物のブームがきているように感じます。
私も元々、お洒落な雑貨屋さんで見つけたチランジアに興味を持った事が、この植物沼にハマるきっかけです。チランジアとは最近では100均でも販売されているエアープランツです。
エアープランツとは土に植えず、空気中の湿気により成長していく変わった植物ですってよく言われていますが、しっかり霧吹きや水のつけたり、蒸れに気をつけたりしますが、基本的には可愛い植物です。
このエアープランツの中でも特に好きなのがキセログラフィカという植物が好きですね、このエアープランツから自然と蘭科のビカクシダにはまり、ビルベルギアに移行し、いつのまにかアガベの沼にはまり、そこから塊根植物にも興味を持ち、現在はサボテンの沼にハマってます。
ここではやらかしてしまった塊根植物について話したいと思います。
私は、塊根植物の中で1番はじめに購入したのが、このパキポディウム・フィヘレネンセという種類のパキボディウムを購入しました。
後から気がついたのですが、見た目がほぼ同じと言っても過言ではない、ラメリーやゲアイーといった種類があるのですが、このフィヘレネンセはなかなか販売していない気がします。
そんなパキポディウム・フィヘレネンセはとてもお気に入りの子です。
パキボディウムとは
パキポディウムの仲間は、南アフリカ、マダガスカル原産でマダガスカル固有種が多くあります。基部がまるまると太ったものや、ずんぐりとした棒状の幹をもつものなど、独特のフォルムが人気の植物です。一部の種類は、株が小さいうちはとげで幹が覆われていますが、大きくなると次第にとげが少なくなります。
春から秋に成長します。長雨に当てると腐りやすくなるので注意しましょう。秋になり葉が落ちてきたら水やりを控えて、真冬は断水して休眠させます。まだ小苗のときは、腐葉土などの有機物の多い用土で植え、肥料や水をやや多めに与えて育てると成長がよくなります。
パキポディウム・デンシフロラムPachypodium densiflorum小さいときは単頭だが、株が大きくなると枝分かれする。黄色い花を咲かせる。
パキポディウム・グラキリウスPachypodium rosulatum var. gracilius細いとげが特徴。年数がたつと、基部が丸く太る。
購入したパキポの紹介
パキポディウム・フィヘレネンセ(Pachypodium Fiherenence)は、マダガスカルに自生しているパキポディウムの1つで、正式名称が「pachypodium lamerei var. fiherenense」」なので、ラメリーの変種とされています。
令和3年の11月に家にお迎えしたフィヘレネンセは、初めての塊根植物と言う事もあり箱入り娘のように大事に家の中で管理していました。
今と思えばここで積んでいたのかもしれない、
間違った見解をしていた私は、育成を調べた情報をもとに、塊根は10度を切ったら危ないとか、寒さに弱いという情報しか頭に入っていなかった。
本当は12月頭ぐらいまでしっかりと寒さに当てて、落葉させて休眠させてから室内に取り込み、断水する。
ここポイントです。かなりポイントです。
寒さを感じさせる事が、全然足りなかったフィヘレネンセは落葉する事なく
ぬくぬく室内で管理してしまったんです。
中には室内で温室を設置してLEDと加温により一年中、休眠させない方もいるらしいですが、休眠させて春先に起こして花を咲かせるというのが、本当はいいみたいですね。
寒さでやらかした!
休眠しないままのフィヘレネンセは1月後半室内とはいえ夜間は5〜10度の温度、久しぶりに鉢を回したところ、フィヘレネンセの幹の色がなんか違う。
あれこれはなんだ?
ちょっとトゲの間から優しく押してみるとぐにゃぐにゃではないか!
グラキリスや特に問題ないカッチカッチだ、なんだなんだとあわてて明るい部屋で観察してみると、幹中心部〜上部までやわらかい、これは腐ってるのではないか?
色々ネット検索してみると、冷害ではないかと判断した私はすぐに消毒したカッターにて胴切りを行なってみました。写真を撮り忘れた事はショック!
パキポを守れるか?
中は黒くグチャグチャでパパイヤのような匂い
とりあえず綺麗な身になるまでカット(涙)
1/3ぐらいまで胴切りしたら綺麗な白い身になったところで、夜間だったので切り口にベンレートを塗りたくってコーティングしました。
そして翌日、富士商事から出ているカルスメイトという、剪定やつぎ木をした時の切り口、風雪などでできた傷口を保護して、水分の蒸散・雨水の浸入を防ぐ、保護剤を塗ってコーティング。
塗布後の乾燥が速く、いつまでもベタベタしません。木肌に馴染む茶褐色です。
ここで、エアコンが効いた部屋にて管理し始めました。
これは令和4年2月17日の出来事です。
ここの記事を執筆しているのは2月28日なのでおおよそ10日経ちました。昨日、コーティングした部分がへこんできたので、水分をすこーし鉢の外側にちょろちょろしてみましたが、いい感じで幹がカチカチな状態を維持しています。
このままどうなるかわかりませんが、ネットで調べてもほぼダメという情報しか無い為、半分は諦めていますが、なんとか持ち堪えてほしいと願いこのフィヘレネンセの今後を配信していきたいと思います。
希望としては横から脇目が出てきてきてくれたら嬉しいですね!