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今週の読書 9/27「天然知能」
この番組めちゃくちゃ面白かった。
今日偶然図書館でレヴィ=ストロースについての本を読んでいたら、坂口恭平さんが書いているところがあった。路上生活者の生活をブリコラージュ的だと表現していたのはとても納得した。さらりと立ち読みしてしまったので、その本も、「0円ハウス」も、「自分の薬を作る」もちゃんと読みたい。
今は「天然知能」を読んでいる。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000319669
天然知能は「1.5人称的知性で、知覚できない外部に対する感性」。対比されるのもとして、人工知能は1人称的知性と、自然知能は3人称的知性と出てくる。人工知能は、データの集積によって世界を把握する知性。自然知能は、世界全体という大きな知識があって、そこから部分や位置を把握する知性。基本的に自分は人工知能と自然知能で生きている。天然知能とはなんだろう。外部とはなんだろう。
最初からよくわからないけれど、とても興味をひかれる。
そうしても過去の経験といったデータから世界を把握することばかりに務めた人工知能的な動きがすっかりみに染み付いてしまった。でもそれは同時に過去にとらわれることにも等しく、もっと未知の外部へと開いていく感性、天然知能を磨いていくことが必要なのかもしれない。
まだ半分までしか読んでいないので、先が楽しみだ。