昔のこと
先日出した英語の文章がpoeticだと評されていた。ここでもまた詩。本当に急速に詩に近づいて行っているのだろうか。
休み始めてから、急に昔のことを細切れに思い出す。
公園で鯉を眺めていて、子供の頃、鯉を見るのが好きだったことを思い出した。祖父の家の庭に池があり、そこで錦鯉を10匹くらい飼っていた。柄や色の出方などなど見ていて飽きない。鯉の品評会に父に連れて行ってもらった記憶も蘇る。小規模のものだったせいか、大きなポリバケツのようなものに1匹づつ入っていたり、いけすの様なものもあったかもしれない。多分小学生くらいのこと。その後かなり経って、祖父の晩年、その池のある家が実は賃貸だったと知り、びっくりした。
子供の頃、考古学者になりたかった。確か近所の病院の裏山で化石が掘れた。貝の化石や、木の化石など。それが楽しかった。そのあと図書館で読んだインカ帝国の話に影響を受けて、考古学は面白そうだ、発掘は夢がある、みたいなことを思っていた。当時は思い返すとエジプトの発掘の話がテレビでもよく取り上げられていた気がする。エジプトも確かに魅力に感じていたけれど、私はインカの方に興味があった。絶対ペルーまで見にいく、と思っていた。現段階では行けていない。いまでもあのインカ帝国の本を読み返したいと思う。とても面白かった。上下巻の2冊だった。今はあの頃より研究も進んでいるだろう。このことをいつ忘れてしまったのだろう。おそらく中学受験の時だ
幼稚園に電車に乗って通っていた。電車から海が見えた。晴れの日の海がキラキラしてたことは覚えてるけど、雨の日がどんなだったか覚えていない。全く記憶はないけれど、幼稚園受験をしたらしい。私は3歳から幼稚園に入ったので2歳の時に受験したことになるが、お皿に入った豆をお箸で、別の皿に移し替えたりしたらい。私がその豆をお皿に移した後、その豆を食べたらしい。今でも比較的豆は好きだ。
中学受験のため、ホテルに泊まっていた。ホテルのエレベーターに乗っていたら、岩下志麻さんが乗ってこられた。子供だったので岩下志麻さんを知らなかったが、ものすごい後光のようなものがさした眩しい人だった。受験にはしっかり落ちた。
確か幼稚園の時にお絵描き教室に通っていた。最後に行った時に、クレヨンか何かを色を重ねて、最後に黒を乗せて、細い針金?みたいな先のペンのようなもので、そこに絵を描く。筆圧というか、削る深さで違う色が出て面白かった。何を書いたかは覚えていない。ちなみに絵を描くのは不得意すぎて、何十年も描いていない。
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