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イツユビナマケモノの自己紹介:「解熱剤はどこですか?」が言えなかったコミュ障が、本当に言いたかったこと

はじめまして!イツユビナマケモノ と申します。

自分の影に見惚れている人

2015年からメンタル相談員として活動しており、一女のパパもあります。

趣味はアニメとゲームですが、家庭を持った今、もはや時間・お金との戦いです。
アニメは、マンガや小説など、他のメディアにもなったものを狙い撃ち(ハズレを引きたくない)。
ゲームは、もっとドラクエなどRPGをどっぷりやりたいなぁ、と思いながらスマホでお茶を濁しています(課金は、ダメ。ゼッタイ。)。

そんな僕は、普段こちらのnoteで

「ズボラ・ビビリ・ドケチにやさしい」

をコンセプトで執筆活動をしているのですが

今日は初めての自己紹介編といことで、
僕が「なぜこんな活動をしようと思ったのか?」について、
少し語らせてください。

▼コミュ障、傷つける

僕がメンタル相談員に興味を持ったのは、大学の教養科目で、臨床心理学の講義を受けたときです。
人間の心のしくみや悩みの種類、対処法などを学び、なんて素敵な仕事があるんだろう!と思いました。

しかし、同時に、僕は急に怖くなり、メンタル相談員を志すことから目を背けました
なぜなら、僕自身がコミュニケーションが苦手で、人と話すことができない人間だったからです。

ある日、珍しく母が発熱したので、父に頼まれ、解熱剤を買ってくることになりました。
しかし、ドラッグストアでお目当ての商品を探すも見当たりません。

そんなとき、フツーならどうします?
そう、店員さんに訊きますよね?

でも僕は、「解熱剤はどこですか?」と言えませんでした
言いたかったんですけど、そうするとなんか馬鹿にされそうで、怖くて。
そこで、結局、自力で商品を見つけることにしましたが、長い時間が経っていました。

帰宅すると、父が家の外で心配そうに待っていました。
そのとき僕は気づきました。

僕は、わが身可愛さに、母を苦しめたんだ、と。
そして、自分のコミュ障をなんとかしなければと思いました。

▼コミュ障、治す

でも、どうしたらいいか分かりません。
そんな時、大学の先輩から「海外旅行で人生変わるよ?」と言われました。

コレだ!と思ったもののし、海外旅行に行くためにはお金が必要です。
そこで僕は、アルバイトをしようと思いました。

何がいいかなぁと思いながら、いつものようにブックオフへ逃避しようとしていたところ、あるものが目に入ってきました。
なんと、幼い頃よく連れて行ってもらったうどん屋さんがアルバイト募集の貼り紙をしているではありませんか!

「こんなスゴいお店でもアルバイトがいるんだ!」(←世間知らず^^;)

しかし、電話をかけることは怖すぎてできません。
そこで、お客さんが少ない時を見計らって、思い切って飛び込めば怖いのは一瞬だ(←世間知らず、再び^^;)
しかし、そう簡単にはいきません。

月曜日、お店の前まで行きましたが、勇気が出ずに引き返しました。
火曜日、も同じでした。
水曜日、今日こそはと意気込みましたが、定休日でした。

そして、木曜日、やっとお店に入れて、採用してもらえました。
店長さん、あの時の僕を拾って下さって、本当にありがとうございました。

アルバイトを始めてからは、先輩やお客さんと話す機会が増えました。
最初は緊張しましたが、徐々に慣れていきました。
お金やスキルだけではなく、人間性も豊かにしくれている感じがして、どんどん楽しくなっていきました。

▼コミュ障、空を飛ぶ

多くの仕事や後輩を任せてもらえるようになっていたある日、新しいアルバイト仲間が増えました。
彼は、中国人留学生で、日本語がペラペラで、仕事もサラッとできるようになり、遊びも全力でやっていました。

ですが、彼の本当のスゴさはその精神性です。
逞しく、多くの人を惹きつけていました。

僕は、彼のようになりたい!と思うようになりました。
そして、彼に近づくための方法が分からないまま、とりあえず、休憩時間などにに、ちょこちょこ中国語を教えてもらっていました。

そんな様子を見ていた店長さんが、ある日、僕にこう言いました。
「キミ、こんなトコで勉強してるんだったら、留学したほうが早いよ?」

僕は、なるほど!と思ってしまいました。
そして、大学の交換留学制度を利用し、上海へ1年間、語学留学することになりましました。

中国では、常に重力が1.2倍になっているように、何をするにもいつのまにか疲れていました。
大学内の食堂で昼食を頼むだけで、なんだか怒られているような気にもなりました。

一応、中国語の語学試験で、そこそこ良い結果が得られました(現在は、中国語のメニューが読める程度^^;)。
でも、一番大きかったのは、色々なトラブルを乗り越えることで得られた、人間的な成長でした。

帰国後も、また中国で自分を高めるチャンスを得るため、日本語教師養成講座を受けることにしました。
しかし、そのスクールでなぜか、JICAボランティアの体験談を聞く機会がありました。

理科教育の人材が足りていない、理系の大学を出ていればOK、ということもあり、僕はこっちの道の方が役に立てるかもと決心しました。
そして、アフリカのポルトガル語圏(モザンビーク国)で、2年間、ボランティアとして活動することになりました。

▼コミュ障、墜落する

このように卒業後の進路が固まった頃、たまたま、友人・知人のお悩み相談を受けることが続きました。
その中には、年上や留学生も含まれていました。

彼らは、涙を流して喜んでくれました。
そして、僕に「メンタル相談員を目指すといい。」と口にしました。

そう言われて思い出したのは、あの日の臨床心理学の講義でした。
僕は、目を背けていたメンタル相談員と向き合うことにしました。

すぐに学びなおすことも考えましたが、メンタル相談員という仕事上、いろんな経験が役に立つと思い、まずはアフリカでの活動をすることにしました。
そして、帰国後も、気持ちは冷めていませんでした。

腰のヘルニアで入院するほどの猛勉強の末、無事にメンタル相談員になることができました。
そして、幸運にも、パートナーにも恵まれました。

しかし、妻の妊娠が発覚したのと同時に、私はうつ病になり休職することになりました。

「赤ちゃんどうするの!?」

いつもヒマワリのように笑う妻が、泣きました。
僕は、「大丈夫、ダイジョーブ…」としか言えませんでした。

その後、2年半の休養・リハビリの末、復職することができました。
しかし、また2年で再休職することになりました。

▼コミュ障、気づく

なんでこうなるんだろう?
仕事、続けていけるのかなぁ?

人の悩みのほぼ全てが人間関係というなら、コミュ障、治ってないじゃん!
戦車のようによく怒る母と、助けてくれなかった父の呪縛かなぁ?

そこから僕は、足掻いて踠いて醜く吠えました。
本やYoutubeでノウハウを仕入れては、実践を繰り返していました。

どれも効果があったのかもしれません。
でも、どれも特効薬ではありませんでした

そんな中、転機が訪れます。
ドラゴンクエスト6(スーパーファミコン版)が、無性にやりたくなったのです(^^;)。

ゲームなんかやっても、何にも改善しない。
そう思いながらも、仮説と検証を繰り返すように、何十周もプレイしました。

そして、納得のいくところまでやり、自分なりの攻略法をまとめ上げました。
すると、変化がありました。

まず、あれだけあったゲームへの欲求が収まりました。
そして、自分のプレイ スタイルが「ズボラ・ビビリ・ドケチ」だということを確認しました。

コレが、オレだ!

思わず飛び上がってしまいました。
ようやく、弱さを含めた ありのままの自分を受け入れられた気がしました。

これまで苦しかったのは、自分コアにフタをしていたから、だったのかもしれません。

▼コミュ障、捧げる

さらにもう1つ、変化がありました。
それは、外へ向かって表現したい!というものです。

人間って、本来そういう性分なんでしょうかねぇ?
でも、何を発信すればいいのでしょう?

やはり、今回 発見した、自分の中心的な価値観でしょう。

ズボラ:効率、本質を捉える
ビビリ:慎重、気遣いできる
ドケチ:節約、現実が見える

このようなフィルターに、巷であふれている情報や日々の経験を通すと、何が残るのでしょう?
それは、みなさんの役に立つかもしれない、心を軽くするかもしれない。

そう思えました。
そうだったら、この上なく嬉しいです。

noteでは、家事や育児、心身の健康などについて、僕のフィルターを通過したものを、厳選してお伝えしていきます。

「これからも、イツユビナマケモノ:Uの発信をチェックしたい!」と思っていただけた方は是非、フォローしていただけたら嬉しいです!

それではまた、記事でお会いしましょう。

ありがとうございました!


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