品格とは何か?皇后雅子様の動画を見まくった私が生きる上で身につけたいと思ったもの
こんにちは。
あと、2ヵ月ほどで会社員を辞める予定の私が、
最近夜な夜な寝る前に見ている動画があります。
皇后雅子様の動画です。正確には皇室全般ではありますが、
天皇陛下ご一家の動画を見てはだいたい感動の涙を流し
枕を濡らしながら眠りにつきます。おかげでほぼ朝までぐっすり眠れます。
動画の内容としては、
時はさかのぼり、雅子様が婚約される前後の動画、
小和田家を出られる日の動画、ご結婚時、適応障害で
長く苦しまれている時のお顔や、愛子様を出産されその時の会見、
最近のご家族3人で歩いている動画等、本当にどんな人でも人生山あり谷ありだと思わされるものばかりです。
ハーバード大学、東京大学、外務省にお勤め…と誰もが認める
超ハイスペックなお嬢様は、決して家柄だけではなく
皇后になるべくしてなった、そこには品格という簡単には見えてこないけれど、意識することで見えてくる世界、それが周りに与える影響、そんなものを雅子様から感じ取りました。
雅子様の品格に気づいたのは、雅子様の動画のみからではなく
どちらかというと、ご息女愛子様の動画を見てからかもしれません。
例えば、着物を着ているときの所作です。
車いすの方と会話をされるときに自身が立っていて大きくかがんでお話しようとすると着物の袖が地面についてしまいますが、少しだけ相手の方と距離をとればそこまで大きくかがまなくても目線が近くなり袖も地面につきません。
相手の方に配慮されるのはもちろん、着物にも配慮し、
着付けをされた方への配慮、さらにはその様子を放映している報道陣、
そしてそれを視聴している視聴者へもそれは伝わるものです。
そう、意識すれば。
子というのは、本当に親の姿を見て育ちます。
良いことも悪いことも。
私にとって宝物で天使な姪っ子も、
本当にママのことをよくみているな~と感じます。
おままごとで姪っ子と遊んでいたら、
若干二歳にして「ごめんね~、○○だから○○できないのよ~」
とやや困り顔で言われました。
ごっこ遊びで若干2歳でそんな申し訳なさそうな顔して
そんなことも言えちゃうんだと思いましたがそういえば、妹も
いつもそんな会話を旦那さんとしているよなと思いました。
(申し訳なさそうな顔もちゃんとしている。)
私は、素直に家族にごめんと言えるようになったのは
相当大人になってからだったような気がするので、衝撃でした。
親が直接教えて覚えることもたくさんあるけれど、
「品格」という目に見えない、人が感じ取ることができるそれは、
決して今日明日でマスターできるものではなく長年の賜物であると思います。
何が品格と言えるのかは、きっと人それぞれでしょう。
品格がある人は、いつも品格とは何かを考えているのではなく
ただただ、相手を想い、寄り添って、その時の自分は何ができるのかを
考えて表現されているのではないかなと感じました。
その意識が相手に伝わり、相手が受け取って心が温かくなる。
そんな見えない交流なのかもしれません。
子供の頃や若い頃は品格という言葉自体、全く興味も関心もなく
私にとっては漢字が書けるくらいの言葉でしたが、
こうやって長年培ってできた見えないものこそが
今の自分がありたい姿やこんな風に生きたいの要素なのかもなと
気づきました。
本当に大切なものは見えない。
大切なものはいつも気づいて、感じるだけ。
皇后雅子様の人生からまた一つ学ばせていただきました。
お読みいただきありがとうございました。