替えがきかないということは恐ろしい


よく替えのきかない存在になりなさい、あなたにしか出来ない武器を持ちなさいと言われたことがある。
僕は自分が替えのきかない存在になりたくない。替えがきかない存在になろうとすることは逃げだと思う。
短期的に見たら替えのきかない存在なれることは素敵な経験だと思う。重宝されるし人がよってくる。けどそれは継続性のあることだろうか。
色々なプロジェクトに関わる時提案する時、僕は継続性を大切にしてる。けどその根本には永遠なんてものは存在しないという冷めた考えがある。(いつかかくね。)永遠なんてものは無い。それは貴方や私という存在もそう。それだけではない、私たちの持つ武器の力も変わってくる。もし本当に大切な武器や存在なら替えのきく形でちゃんと伝承することが求められると思う。そしてその継承させる指導力もとても必要な能力。
結局人は1人では生きられない。それはこの時代の横のつながりだけでは無い。家系図の上下のつながりにより生かされている。
縦と横の繋がりをより良いものにするにはやはり「伝える力」が必要なのだろうなと思った。
伝える力はコミュニケーション能力だけではない。継承力もそう、大切なものを大切だとみんなにわかってもらう力。
将来は替えがきかないとされているものを替えのきく形で提供できる人間になりたいな。

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