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信頼できる人を作ろう

5Gの普及でこれから信用のスコア化が普及していくと推測される。



信頼については私のこの記事もどうぞ。


もし仮にこの先AIがあなたの信用を保証しない未来が来たとしても、互いに信頼できる人というのはこれからの財産に値するだろう。
信頼できる人を築き上げていくことがこれから先不可欠だ。

皆さんもご存知だろうが信頼というのは一朝一夕でできるものではない。
信頼を得るのには長い年月がかかる。
だからこそ価値があるのである。
積み重ねが大切なのだ。

一度信頼を失った人も大丈夫。
信頼は取り戻せる。
ただしそう簡単にはいかない。
地道に善行を積み上げるのだ。
そうすればきっと、次のステップに行ける。


さて、現代版の幸福の一つの指標がフォロワー数のようだ。
フォロワー数の前はお金であった。

人生ゲームも今はフォロワー数を競うようになっているらしい。


フォロワー数というのも確かに信頼の一つの目安にはなるかもしれないが、だからといって絶対信頼できるとは限らない。
piece of cake CXOの深津さんも言っているが、フォロワー数はパワーではない、ブースターなのだ。

フォロワー数の本質は、パワーそのものではなく、パワーを増幅するブースター
「フォロワー数はよい効果をもたらすもの」ではなく、「よい効果も悪い効果も、X倍にするもの」と考えるべきだろう。

既に一般人でもインフルエンサーと呼ばれるかなり影響力のある人が現れている。
正しくはフォロワー数とは幸福でも信頼でもなく影響力の指標であると言える。
SNSが普及したことで他人に影響を与えることを自らの幸福であると錯覚している人が増えた。
これはうまい具合にブームを仕掛けた人に乗せられていると言えるだろう。
仕掛けた側は人間の承認欲求を良くついていると感じる。

そうは言っても結果的に良い影響を与えられるのであればそれは健全な行為だ。
幸福とは欲求が満たされることである。
だがその欲求は実は訓練次第で自分自身でコントロールすることができる。

マズローの欲求5段階説をご存知だろうか。

日本の多くの人はこの中でも四番目の尊厳欲求(承認欲求)の段階まで来ている。
さすが先進国と言えよう。

さらには自らの持つ影響力を自己実現欲求まで昇華することができれば非常にポジティブで、素晴らしいことだ。

なお、私のフォロワーには五番目を超えた最高位の自己超越者もいると推測される。
我々はこれからこのレベルを目指していくと推測される。


信頼できる人に話を戻そう。

一見魅力的だけど信頼できない人といえば、いわゆるダークトライアドだろう。
その内訳はサイコパスナルシシストマキャベリストである。

一方、信頼できる人はライトトライアドの特徴を持つ人だと推定される。


ここで、信頼できる人の特徴を何個か挙げてみる。

嘘をつかない人。正直な人。素直な人。

嘘にもいろいろあるが、欺瞞の嘘をつかない人。
人を支配したり、騙したり、利用したりしない人だろう。


口が重い人。

口が重い人は性格分析(ビッグファイブ)でいう誠実性と相関があると考えられる。
約束を守れる人だ。


悪い噂を流さない人。

これも人を利用しない人、という意味である。
マキャベリストやサイコパスは平気で人を利用するので注意が必要だ。
例えばその人から噂を聞く場合、あなたのことも噂にしている可能性がある。

噂を聞いたときはその情報源をしっかりと確認することが大事である。
どういった手段で得た情報か、というのも気にかけておくべきだ。
例えば極論だが犯罪だったり倫理的に怪しい手段を使っている可能性もある。
そういった場合距離をおくべきはその人だろう。


悪口を言わない人。

言うまでもないだろう。
精神が安定していてポジティブな人である。


すぐ謝れる人。自分の非を認められる人。

自分の言動に責任を持てる人。
多いようでなかなかいない。


自分が損をしてでも人のことを考えられる人。

他者の幸せが自分の幸せだと気付いている人。
人間の鑑である。こうありたいものだ。


先にも述べたが一般に信頼できる人はライトトライアドであり、善人である。

善人について、古代中国の思想家である孔子は論語でこのように言っている。

子貢問曰、郷人皆好之、何如。
子曰、未可也。
郷人皆悪之、何如。
子曰、未可也。不如郷人之善者好之、其不善者悪之也。

これをわかりやすく意訳するとこうなる。

十人が十人とも悪く言う奴、
これは善人であろうはずがない。
だからといって
十人が十人ともよく言う奴、
これも善人とは違う。
真の善人とは、
十人のうち五人がけなし、
五人がほめる人物である。

そもそも人と人とは相性である。
人間関係には2:6:2の法則というものがある。
普通にしていても好かれる人が二割、対応次第で変わるのが六割、どうやっても好かれない人が二割、といったものだ。

誰からも好かれる人というのはいない。
そんなものを目指しても意味がないことだ。
大切なのはこの六割のうちどれくらいから信頼されるかということだろう。

信頼は未来に対してするものである。
信頼できる人を判断して関係を築き、この時代を生き長らえて、みんなで次のステップに行こう。



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