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『大病院占拠』 第2話「大配信」 感想
概要
放送局:日本テレビ系列
放送日時:2023年1月21日(土曜日) 22時00分~22時54分
チーフプロデューサー:田中 宏史
プロデューサー:尾上 貴洋
演出:大谷 太郎、茂山 佳則 (AX-ON)、西山 了(AX-ON)
脚本:福田 哲平、蓼内 健太
音楽:ゲイリー芦屋
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
番組公式サイト リンク
感想
病院を占拠した集団が鬼の姿をしている意味と目的が明らかになりました。
模したのは単なる鬼ではなく獄卒。そして目的は人質の"罪"を世間に晒すこと。暴くのはあくまで警察、そのあとは筋道や道理よりも感情論がデカい顔をしてしまう世間様が勝手にリンチしてくれる。人質からしたら生きるも地獄、死ぬも地獄です。
そして武蔵にとっても地獄。優秀故に鬼の目的をいち早く見抜き、おそらくそれ故に妻にも"罪"の可能性があることにも気づいてしまったと思われます。
今回は前半はアクション要素強め、後半は推理要素強めです。前回に続き濃密な作り。体感時間は30分くらいでした。
病院の廊下から下の階に飛び降り、受け身を取りながらゴロゴロ回るアクション、ニチアサっぽくて好きです(※良い子は真似しないでね!)。
気になる点で言えば、警察内部の人間です。具体的に言えば、「一枚岩じゃない」だとか「派閥争い」だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてないレベルで非協力的な警察官がいるという点が引っ掛かりました。もしかして人質の中だけじゃなく、警察内部にも内通者がいるんですかね?だとしたら露骨すぎる気もしますが。