『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』 第2話「12月24日7時29分~8時36分」 感想
概要
放送局:フジテレビ系列
放送日時:2023年10月16日(月曜日) 21時00分~21時54分
脚本:徳永 友一
音楽:佐藤 直紀
主題歌:ミイナ・オカベ「Flashback feat. Daichi Yamamoto」 (ユニバーサル・インターナショナル)
プロデュース:成河 広明
演出:鈴木 雅之
製作・著作:フジテレビ
番組公式サイト リンク
感想
虎穴に入る勝呂寺誠司、そして倉内
今回は、逃亡編と地方テレビ局編に大きな進展があり、また両者がリンクしていきます。「去る山田久志、そして福本」のパロディは気にするな。
まずは蜜谷に会うため横浜警察署に向かった誠司。様々な幸運(と真礼のアシスト)のおかげで蜜谷との接触には成功しましたが、その声は昨夜電話越しに逃亡を促したもの。それに気づいた誠司は蜜谷を殴り逃走。この時の動きがまあ素人とは思えない。あえて屋上に行き、隣の建物に飛び移る。そして、GPSでつけている仲間の車に乗って逃走。ことごとく警察の盲点を突いたやり方で、その上一つ一つに躊躇がない。それこそ裏社会でそれなりの経験を積まないとできそうにないレベルの立ち回りで、「本当にアネモネの重鎮だったのでは・・・?(もしくは警察の潜入捜査官)」と思わせてくれるものでした。
一方、事件特集を諦めない桔梗もまた、特ダネのために獅子奮迅。その中で「逃亡犯が大学時代の知り合いである」ことを掴み、その方向から情報収集。さらに部下のコネを使って拳銃が発見された洋食屋『葵亭』の独占取材にこぎつけ、警察も他の報道陣も知らない情報によって優位に立ちました。この件は良く言えば「諦めなかった者の勝ち」、悪く言えば「ゴネ得」といったところでしょうか。自分を信じて突き進み、結果さえ出せれば(最終的な結果が伴うか否かはまだ未定ですが)周囲は納得せざるをえない。報道キャスターとして最後の番組になってしまったからという事情もあるでしょうが、自身のプロ意識と執念で作り上げたひとまずの結果です。とはいえ、振り回され、下手したら「クリスマス特集」をお蔵入りにされかねない部下たちの身にもなってほしい・・・とは少し思いますが。
一方、時生さんは踏んだり蹴ったり。報道陣が押しかけるわ、山田隆史さん(演:今井英二)は警察官なのにどこか頼りなさげだわ、挙句とっさの一言で「デミグラスソースを溢したのは自分」ということがバレてしまうわ。時生さんが、『葵亭』が何をしたって言うんだ(時生さんは割とやらかしているような・・・)。ただクリスマスイブに向けて頑張っていただけなのに。
山田さんのおかげでスタッフが一丸となって開店準備へと進めたのは不幸中の幸い、でしょうか・・・。
ラストで桔梗が明かした誠司の本名(暫定)は「天樹勇太」。あの順応ぶりからすると、勇太が世を忍ぶ仮の姿で、この頃から裏社会の人間だった・・・という可能性もありそうですが、ひとまずは正体を探るためのヒント1です。
そして、次回は桔梗が誠司(勇太)に接触を図る模様。勇太と誠司、どっちが真の姿なのか、あるいはどちらも違うのか、一つの謎が解かれそうで楽しみです。
余談ですが、時生さんの愛娘・査子ちゃん(演:福本莉子)は12月24日
生まれ。そう、誕生日です。ところが、彼女曰く「クリスマスと一緒に祝われるから損した気分」と不満なご様子。これ、嵐の相葉雅紀くんも言っていたような(たしか『vs嵐』だったはず)。クリスマス(orイブ)生まれ共通の悩みなんですかね?
12月31日生まれ(例:漫画『ちびまる子ちゃん』の丸尾くん)や1月1日生まれ(例:KinKi Kidsの堂本光一くん)も似たような悩みを抱えていそう。
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