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『大病院占拠』 第7話「大解除」 感想

概要

放送局:日本テレビ系列
放送日時:2023年2月25日(土曜日) 22時00分~22時54分

チーフプロデューサー:田中 宏史
プロデューサー:尾上 貴洋
演出:大谷 太郎、茂山 佳則 (AX-ON)、西山 了(AX-ON)
脚本:福田 哲平、蓼内 健太
音楽:ゲイリー芦屋
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式サイト リンク

感想

 今回で鬼の方が真っ当に見えてきた、彼らに肩入れし始めた人も多いのではないでしょうか(テロリストに真っ当も何もないだろうというツッコミは一旦置いときましょう)。サスペンスだし、警察・人質側の腹がだいぶドス黒いということもあって、鬼側の方が人間味を感じてしまいます。
 そんな中でも加賀雄吾/茶鬼が結構前夜に言った言葉には「後戻りはできない(するつもりもない)」「覚悟を決めた」という感覚が見て取れました。

 それはそれとして、今回も鬼は用意周到かつ聡明。ループ再生にも気づくし、前もって人質の中にスパイを入れ込んでいる。何がなんでもこの計画を成功させ、人質の罪を暴きたいという執念を感じました。ただの一般人だった彼らにそれまでの想いを抱かせるとは、界星堂病院は何をしたのか…。

 そしてラスト、武蔵が播磨院長殺害の濡れ衣を着せられてしまいます。取調中の播磨の言動からして、彼の口から何かを語られると警察としても困るのは明白。"口封じ"です。
 最大のピンチに武蔵をどう対処するのか、相模は何に限界を感じているのか、次回も見物です。

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