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[miwa]. 思い込み(ブロック)方程式の実例

執筆者:miwa|エンパス気質の元SE


潜在意識の仕組み

人は過去の体験から学びを蓄えていきます。
1つの体験、または立て続けに連続した体験があるごとに

「あの時こうなって大変な目にあった、だからこれはこうした方がいいんだ。」
「Aが起きたらBが起こるんだ」
「Aがあるときは、Bもある♩」
「雨が降ったら、自己ベストが出る」(私の実例)
「気の合う友達ができたら、その子は必ず引っ越してしまう」(私の実例)

などという方程式(ジンクスなども)がどんどんと出来上がります。
潜在意識の中に、学び、情報、方程式が集まります。
魂という種の周りに、自分を守るための情報たちが果実のように覆っていくイメージでしょうか。
その方程式はネガティブもポジティブも両方存在します。

なので本来その方程式は自らが作り出したものなんですよ〜と言われたら

「まぁ確かに、、そういうことになりますね。。」

と頭では分かるんですが、本当の体感では到底そうは思えないというのがこの潜在意識の厄介なところです。

なぜなら、その方程式が作られたのは
そもそもが親の価値観だったり、そうせざるを得ない環境だったり。
記憶のない幼少期の頃に作った方程式だし、そもそも無意識だし。
この方程式を自分で作った感覚というのはなかなか持ちにくいのではないでしょうか。
だからこそ、その方程式を書き換える事ができることも、自力では無理だと思いがちです。
もうやめてほしいと頭では思ってるのに現実に繰り返されますしね。

KIKOちゃんを見て改めて潜在意識の書き換えについて考える

最近YoutuberでカウンセラーのKIKOちゃんが2年前に公開した「ブロック外し」を再びみる機会がありまして、

改めて今ここでもう一度この潜在意識の書き換えについて考えてみました。

体験から生まれた方程式なのだから、
書き換えもまた体験を使う必要がありそうだなと。

頭で思っているだけじゃ変わらないから、バンジーという行動が必要なんでしょう。

その動画の公開セッションでのクライアントさんは
「お金をいただく」=「苦しみの対価」という方程式を持っていました。
そこから
「楽で楽しい仕事をして」=「お金をいただく」に書き換えるために、
最終的に
スケジュールを自分の思う楽な仕事で埋め尽くしてみます、
私はいくら欲しいですと開示してみます、といった展開でした。


私も日常でこの方程式の書き換えをやろうと思ったので
実例を挙げてみます。

私も
「お金をいただく」ための必須条件が「働くこと」でした。

そして、私にとって「働くこと」の定義とは
「役に立っていること」「自分の気力を削ること」「疲れること」が入っていることに気がつきました。
必ず「疲れる」ものなんだと思っていたんです。
(他人軸で自己犠牲が当たり前という思い込みもあるからなんですが今回そこは割愛します)

今わたしは
「楽したい」「のんびり暮らしたい」「気力を貯めたい」「元気でいたい」と思っています。
この状態でいるためには「働かない」ことを選ぶしかないと思い込んでいます。

なので、これを書き換えるなら?

【旧】
「楽したい」=「お金は入ってこない」
「働く、人の役に立つ」=「疲れることになる」ではなく、

【新】
「楽したい」=「お金は入ってくる」
「働く、人の役に立つ」=「自分も元気になる」

あとはそこに<行動>というエンターキーを押して実行すれば潜在意識が変更される。
ということは、その環境が成り立つように動けばいい。

実際には親族にお金を借りたり、開業届を出してみたり、
これらに関しての行動はすでにやっているので、
「私は今方程式を書き換えているんだ」という意識を付け加えてみます。


最近私はエアリアルヨガでスパルタレッスンを受けています。(好んで)
いろいろな動作を通して、一番キツイ姿勢でキープして!とプルプルしながらキツいトレーニングを沢山するのですが、レッスン後は体が楽なんです。筋肉痛もほとんどなりません。
エアリアルヨガは筋トレと同時にストレッチも沢山してリンパも流すので老廃物がむしろ流れて楽になるんです。

「キツい」のに「楽になる」?
エアリアルヨガを体験することで初めて得られた新しい感覚、
なんだこれはと不思議で仕方がありませんでした。

これも方程式がひっくり返った瞬間だったので、いい例だと思いました。

今までずっと陸上競技の走り込みや筋トレをしてきた私は、
終わったあとはダルいし重いし疲労物質という乳酸が溜まって足がパンパンで、
「キツい」=「体はどんどん疲れる」という方程式が出来上がっていたのです。

私は今まさに
エアリアルヨガという体験を通して
「キツい」=「楽になる」という方程式書き換えのエンターキーを押しているんだなぁと、自覚する事ができました。


ブロック外しは卒業式でもある

この要領で、皆さんの日常に溢れている方程式たちも洗い出していただけたらなと思います。

こうして成長とともに不要になり、「思い込み」と言われてしまう方程式たちですが、彼らはかつては優秀な処世術として私たちを助けてくれていました。

気の合う友達が出来るたびに引越してしまう、それが3人続いた小学校時代。
クラス替えのたびに同じクラスの子がほぼいないを繰り返す高校時代。
入社後すぐ親会社に出向になり、子会社と親会社どちらからもアウェー扱いされる会社員時代。
どうしてここまで一人になるんだと不思議で仕方なかったのですが、
長い間養育者に依存され、自分も依存して共依存で苦しかった私に
もうこれ以上の依存相手を作らないよう、一人にしてあげようと、必死で作られた方程式なのかもしれません。

「ありがとう、もう大丈夫だよ。」
「今度は新しい方程式となって見守っていてね。」
古い方程式さんたち、本当に今までずっとありがとうございました〜。


誰かの参考になれば幸いです。^^

miwa

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