2020/10/4 今なら分かること
以前、某ラジオDJがこんなことを言っていました。
「絵を見に行くときは、最初の1周目は何も情報を入れないで絵だけみたい。それで、色々考えた後に2周目をまわる。で、この解釈で一緒だった、とか違った、とか考える。」
最初聞いたときは正直意味がわかりませんでした。
まぁそんな人もいるのかな、くらいで。
しかし、色々アートのことを学んでいくうちに、
「いや、その回り方、めちゃくちゃ面白い回り方だ!」
と思うに至りました。
この遊び方のわかりやすいのは音楽だと思います。
アルバム買った時は、皆さんとりあえず聞いてみると思います。
それで、何回か聞いたら、歌詞カードみてみたり、
歌手のインタビュー読んでみたり、作詞家・作曲家の話も読んでみたり、
とするのではないでしょうか。
なぜ絵でそれをしないのか?
この疑問が湧いたときに、ようやく、絵の楽しみ方の一端が垣間見えたような気がしたのです。