2020/9/26 知ってたことではあるけれど・・・
8/14に「喫煙の免許制」について記載しました。
タバコを買うのに免許制度を作ったらどうか、というお話でしたが、
やはりといいますか、同じようなことを書いている方をみつけました。
思いつく人 1万人
実行する人 100人
続ける人 1人
という格言がありますが、どんなアイデアも1万人くらいの人は気づいているのだろうな、といつも思っています。
行動するのがそのうちの1人というだけで。
そして、今回似たようなことを書いていたのが、
中島らも「今夜、すべてのバーで」
というアルコール依存症の小説です。
松本俊彦先生のような専門家の見地から見た依存症の話も
大変興味深く、面白いのですが、
当事者視点からの記載というのも質的研究のような面白さがあります。
(以下に若干のネタバレを含みます)
その中で主人公が『体に悪いものは規制するかわりに手続きをややこしくしたらどうか』という提言をする場面があります。
自分で『バカな考え』とは言いますが、購入毎に都度都度申請を行う、というのは面白い考えです。
行政や酒屋・居酒屋は面倒くさくなるでしょうが、
「2008年の警察庁委託調査研究報告書によれば、飲酒運転再犯者102名のうち、およそ40%の人が依存症の疑いがあるというデータがあります。飲酒運転常習者の背景には、アルコール依存症の疑いが高い」(アルコール依存症治療ナビ.jpより)
というデータもあるくらいですから、
それくらいのことはやっても良いのかも知れません。