タンスの肥やしで「ノート」をDIY
使わないのに捨てられず、持て余している「タンスの肥やし」。各人、その肥やしは様々でしょう。無論、肥やしなんてないと言うミニマリストの方々がもいるかも知れません。僕もミニマリストのようにできるだけモノは持ちたくないと願っているのですが、共同生活をしているとなるとそう簡単にはいきません。共同生活しているミニマリストもいると思います。その多くは共有意識が高いのでこのような問題は起らないでしょう。しかし、我が家には理解不能なレベルで「紙袋」を必要以上に溜め込む「妻」がいるので。
定期的に「数枚」気づかれぬよう処分をしているのですが、定期的に補填されるため一向に数が減りません。紙袋といえども数がまとまると結構なスペースを取り邪魔、なおかつ取手があるので収まりが悪い。しかし、ただ捨てるのも忍びなく何かの役に立つように形を変えて「妻公認」のもと処分をしたい。そうDIYはこのような個人的な問題を解決してくれます。今回はこのタンスの肥やし「紙袋」使いDIYをしていきます。
作るものは画像を見ての通り、紙袋を表紙に使った「ノート」。作り方は近所の製本所さんから手ほどきを受け、「プロの技術」を大げさな機械を使わずDIYレベルに落とし込んだものになってます。慣れれば一時間に数冊つくることも可能。知り合いへの「プレゼント」を大義名分に大量の紙袋を消費できそうです。さぁやってみましょう。
材料
作り方
ざっくりと作り方を分けるとノートの中身になる「本文」と紙袋を使う「表紙」。これらをドッキングして完成します。まずは「本文」づくりから。
「本文」づくり
「表紙」作り
2つをドッキング
あとがき
以前から「メモ帳」や「ノート」の製本をやってみたいと思い、近所の製本所の社長さんに製本の手ほどきを受けていました。改めてプロのものづくりの「奥深さ」に感銘を受けた次第です。何気なく見ていた「本」の本らしさはこういう作りにあるのかと、作ってみることで初めて分かり高揚したものです。しかし、普通にノート作るだけではちょっと物足りないと思ってしまう悪い癖がネタの披露を遅らせていました。
一方で処分をしたかった紙袋は「デザイン」「紙質」と様々で秀逸なデザインも多い。なので、ただ捨てるには忍びない。けど捨てたい。そこであてもなく紙袋を解体していたところ「こうするとただの紙」だなと思ったところで「紙袋」から「素材」へと見方が変わりました。素材となれば可能性を感じるもので、くすぶっていたネタと融合させようと考えていたところ「製本ネタ」とドッキングすることと相成りました。
僕の場合、DIYのネタは複合的にできるのでひとつの事に集中するとなかなかアイディアがわきません。集中力が乏しく、興味があちらこちらに分散する僕にとってこのようなDIYのネタ作りは天職なのかもしれません。コロナも落ち着いてきたので今年はこれでワークショップでもできたらなと思っている次第です。それではまた。
作り方はこちらからでも
写真:薮内 努 https://www.instagram.com/yaboo/
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