つかえるものは使う IKEA編
全て自分で作り上げることがDIYだとは思っていません。質を上げるためには既製品を利用するのもありだと思います。質を上げれば長く使えることができます。今回はそんなDIYです。
IKEAの製品を材料のように使ってリメイクすることを「IKEAハック」なんて言いますが、今回のDIYはまさにそれ。IKEAで人気のコスパ最強ハンガーラック「MULIG ムーリッグ」を使い靴を収めるシューズラックを作っていきます。
材料
材料は5ミリと12ミリの合板、それと「MULIG ムーリッグ」だけ
棚板 合板945×400×12mm 2〜4枚(お好みで)
側板 合板910×400×12mm 2枚
垂れ止め(棚板の支え) 合板265×400×12mm 3枚
レール用 合板910×25×12mm 4本
背板 合板910×970×5.5mm 1枚
IKEA「MULIG ムーリッグ」
作り方
作り方をざっくり説明しますと「MULIG ムーリッグ」の中央の空いたスペースに棚付きの箱を入れる。しかもその箱がずれて落ちないようにするためサイドにレールを作ってはめれば完成です。棚板の数や間隔などは自由に設定されるといいでしょう。今回はハンガーの部分も活かす為に棚は2段にとどめました。
全部木材で同じ機能のものを作ることはできますが、やはり異素材を使うことでスッキリと洗練されたイメージをつくりだすことができます。かつ鉄素材ということで強度とクオリティーもバッチリです。
「いちから全て作らなければDIYじゃない」と苛まれているDIYerの方もおられると思います。しかし、作りが悪かったりやデザイン性が低くて飽きてしまい、捨ててしまうような事態になることもDIYにはよくあることです。使えるものは使って、良いものを作って長く使うということがDIYには大切なことだと思っております。それでは次回で。
詳しい作り方はDIYersから
写真:薮内 努 https://www.instagram.com/yaboo/