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眠れない夜のジャーナリング

夜、何度も目が覚めてしまって眠りが浅く、しかたがないのでベッドから出て、パソコンを開く。

蝋燭をつけ、10年くらい前に作った曲が夜中に頭の中に何度も流れてきたことを、ノートにメモする。フルアルバムをもう一度だけ作ろうかと何年も前から考えている。これは自分の人生の未完了なのかもしれない。何年もなり続けている電話を取らないでいるようだ。

夜中に何度も頭の中で鳴っていた曲と、最近できた2曲を合わせ、以前からレコーディングしたいと思っていた曲も合わせるとだいたい20分くらいになる。アルバムにしては足りない。

僕にとって大切なもの。日曜日の朝にアクセルと飲んだビール、友達の家を燃やしたこと、ルバーブのジャム、小豆の炊き方、バーでみんなで歌った最後のライブ、Don't look back in anger、そのほか、たくさんの曲。

こういうものたちが自分の中にあるということ、それを表現するための音楽が、少しずつ、僕の中でまた柔らかくなってきて、少しだけだけど、息をしていることがわかること。

昨日、突然に曲が降ってきて、一つの作品になった。ありがとう。光のようだった。

夜中だと思っていたのに、今時計を見たら6時半だった。夜と朝は繋がっている。


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