【IPA PM試験合格への道】リスク対応計画
こんにちは。
フィフス・フロアの営業を担当しているイノウエです。
現在プロジェクトマネージャ(PM)試験の勉強中の身でして、PM試験を通して実務に活かせそうな情報をシェアしようという趣向で
この記事を書いています。
本記事では、リスク対応計画についてご紹介します。
マイナスのリスクもしくは脅威に対する戦略
マイナスのリスクもしくは脅威に対する戦略とは、プロジェクトに対する脅威について対策のことのようです。
主に4項目あるようで、試験にも頻繁に出題されるようです。
回避:リスクの原因を除去して、リスクをなくす対策
軽減:リスクが発生する確率を低くする対策
転嫁:リスクを他の者に移転させる対策
受容:リスクを受け入れる
プラスのリスクもしくは好機に対する戦略
プラスのリスクもしくは好機に対する戦略とは、プロジェクトに対する良い影響への対策のことであります。
ポジティブな要素に対してリスク?と思ってしまいましたが、どうやらPMBOKでは 好機でもリスクとして含まれているようです。
活用:好機が確実に来るように、不確実性を除去する対策
強化:好機の発生確率やプラスの影響、または両方を増加させるための対策
共有: 好機をとらえる能力が最も高い第三者に、好機の実行権限を割り当てる
受容:好機をそのまま受け入れる
おわりに
今回は、リスク対応計画について学びました。
なぜ好機についてリスクとして捉えていたのかはわかりませんでしたが、おそらくプロジェクトは計画通りに進むことこそが正しいため、好機はプロジェクトにおいてブレの一種なのだろうなと思います。
プロジェクトを計画通りに進められたらベストですが、マイナス要因は必ず発生すると我々は見積もりますよね。
それを上手く吸収する方法を考えた時にマイナス要因についての自前策を立てることは勿論ですが、好機を引き起こす要素を増やせるだけ増やしておくことがよいと思いました。
とはいえ、好機の要素を含ませておいたからプロジェクトは成功する……なんてのは幻想ですよね。
あくまで、マイナス要因についての検討・対策を経てプラスに影響するように、メンバをアサインしたりすることがよいのでしょうね。