マスクを外す勇気を出そう
コロナ禍が続いている。
各国が緩和策を打ち出す中、日本でも屋外のマスクなし、かつ、屋内でも会話なしで2メートル離れるのを目安にマスクなしを打ち出している。
海外の友人に聞くとほぼ誰もマスクをしていないらしい。
近所の観光客も誰もマスクをしていない。
ところが、日本人はまだ大多数がマスクをしている。
道を歩いている人、自転車に乗っている人、バスや電車はもちろん車の中でもしている人を多く見かける。
これは、日本独特の同調圧力、いわゆる空気のなせる技だろう。
そして、近年の日本人は思考能力の低下が著しく、自己判断ができなくなってきている。
さらに、顔を出したくないという理由も重なり、マスクをし続ける異常事態が続いている。
先週からマスクを取って歩き、コンビニを利用している。
まず感じるのは、世界はこんなに匂いで溢れていたと言う事。
草木の匂い、雨の前に立ち込める匂い、通り過ぎる人の匂いなどなど、マスクの匂いしかしない世界とまるで違うと思い出した。
息ができるのにも気づく。
全然違う。
そして、顔を出すので笑顔のあいさつができる。
確かにコロナを気にする人は多い。
私も家族の事を考えるととても気になる。
しかし、現状はこれまでと違う。
二年が経った。
集団免疫に事足りる期間なのかは私にはわからない。
だが少なくとも、配慮はしつつマスクを外していくべき時期だろうと思う。