HSP日記vol.6 「私が貯金する理由」
子どものころ、お年玉は全部貯金する派でした。
欲しいものがあっても、「それは今本当に買っていいものか」「買って後悔しないか」めちゃめちゃ考えちゃうんですよね。
で、後悔したくないから買わないことが多い。
買わなかったらそのことは忘れるけど、買ってしまったら手元に物が残るから後悔がずっと残ってしまうから。
その失敗は自分の汚点となっちゃう。
買うと判断した自分が愚かだったと。
あとは、「いつか急にお金が必要になる時があるのではないか」と思っていました。
それがどんな時なのか全く想像ついていなかったけど。
必要な時にお金がないと自分を責めると思ったから、使えずにずっと貯めていました。
結果的に、大学時代にその時が来ました。
サークルの遠征とかで飛ぶようにお金がなくなっていたので、過去の自分にめちゃくちゃ感謝しました。
このために自分は貯金していたんだと思いました。
だからこそ、いつ来るかわからない「その時」がまたいつか来るかもしれないと思って、今もあまりお金を使うことができないでいます。
お金を使うと、何か悪いことをしたような罪悪感に苛まれます。
調子に乗って使っちゃったなって。
逆に、ちゃんと貯金できているときの通帳を見たとき、嬉しくなります。
自分の努力が目で見える形になっているから。
時々、これはいつまで続くんだろうって思うけど。
将来の先の見えないことに備えるなんてバカバカしいって思う自分もいるけど、今はとりあえず自己満で貯金をしています。
いつか何も考えずに欲しいものバンバン買ってみたいな。
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