黙ってても時は流れる。
この地に来て2年が経ちました。
私は果たして、ココで何か変わったのでしょうか。
ココには2年前、働くために来ました。
前職とは分野は大体同じようなものなのですが、内容は全く異なります。
昼に出勤する日々から、朝に出勤する日々になりました。
毎日同じことの繰り返しだった日々から、毎日やるべきことを自分で考える日々になりました。
歩き回る日々から、デスクワークの多い日々になりました。
そのため、仕事もプライベートも全然違うようになりました。
プライベートは比較しやすいので、充実した実感があります。
ただ、仕事はあまりにも中身が違いすぎて、簡単に比較できなさそうです。
だからこそ、自分の変化や成長を感じづらい。
つまりは、やることが違うんだからできることも違うじゃんって思っています。
慣れもあると思うので。
強いて言えば、苦手なことをやったり、それゆえ自分と向き合う機会が多くなったかもしれないです。
文章を書くということに関しては、子どもの頃から苦手意識があって無茶苦茶なものを書きがちだけど、こっちに来てから人に見せる文章を書く機会が多く、時間をかけて、神経を使って、書いています。
経験回数が増えることで、上手に書けるようになっているような気がします。
でも、もし、この先転職するとしたら、自分の武器は何になるんでしょうか。
文章を書くことに対しての苦手意識は拭えていません。
強いて言えば、「誰とでも上手く仕事ができる」ということかもしれません。
ちょっと、いや、だいぶオーバーな気がするし、自分でハードル上げすぎちゃっている感じはあるんですけど、これ以上上手く表現できなさそうです。
今は、人と人とを取り持つような業務が多いんです。
要望を受け、依頼や調整に動く。
自分ももちろんですが、人それぞれ得手不得手があるし、スペックの違いも、性格や考え方の違いもあります。
その中で実現させていきます。
意思も特技もない自分ですが、だからこそ相手の意向に沿うように動けるのかもしれません。
相手を考えた仕事をします。
苦手な人でも、感情的な仕事はしません。
自己肯定感が低いからだと思うけど、物事を自責で考えがちなんです。
相手に迷惑をかけないような、欲を言えば助けになるような仕事をしたいと思っています。
おかげで信頼関係を築けている自負はあります。
悩むこともたくさんあって、ストレスが溜まることもあるから、これが自分に向いている仕事かどうかはわからないけども、自分にできる仕事なのかもしれません。
結局のところ、ココで何が変わったのか、よくわからないのが現状です。
ココで働けるのもあと1年。
その先どうなるのか、どうしたいのかわからないまま、またひとつ年を重ねることになりそう。
あまり嬉しくないですね。
誰か自分を見てくれている人がいるといいんですけどね。