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ゲンジ物語0528(タテスジヒメジンガサハムシ)

来週からは雨がちなので、娘も畑に出ましたよ。小さな虫たちも一生懸命働いています。

タテスジ ヒメ ジンガサ ハムシ
光の当たる角度によって金色が強く出る

うーん、美しい。
思わずうっとり眺めてしまう。

さて、そら豆は、これでおしまい。
レタスがこれからです!

2玉洗って、今日はレタス鍋

レタスの切り口から出る白い液の成分は、ラクチュコピクリン。ラク「lac」はラテン語、意味は乳。ほら、カフェラテって言うでしょ?イタリア語で乳は「latte」、中国語でも「酪」。ちなみにレタスの和名は乳草。

大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」という歌が大好きです。その歌詞に、

はなのさいた レタスのは
たべるとふしぎ
じょうとうの さいみんやく
ひとりじめよ

ピーターラビットとわたし

もちろん、歌詞のもとになったのは絵本のピーターラビットです。
ヨーロッパではラクチュコピクリンに、鎮静催眠作用があると、古くから知られていたとのこと。作者、ビアトリクス・ポターの自然科学への深い知識が伺われます。

脱線しました…。とにかく、この成分が苦いおかげで、レタスはほとんど虫にやられません。キャベツや白菜が穴だらけになるのに比べて、本当に優秀!
だから敵はナメクジだけです。ナメクジは節操がなくて、レタスじゃないとダメ、というわけではないので、雨が降る前にとればまだ安心です。
まあ、いたとしても、そこをちぎればいいのですが、気持ち的にも、ねぇ。


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