お悩み相談室のうらがわ042(おいもさん)
快い晴れ!
おいもさんを掘るときは、なぜか訓読みしたくなります。
稲刈り後の様々な作業により、マッスルが高まっているので、さくさく掘り起こします。
しかし、土の中の虫たちも掘り起こしてしまうので、「ごめんなさいよ、ごめんなさいよ、」とその度に心のなかで謝ります。
セスジスズメのサナギさん、ごめんなさいよ。
ミイデラゴミムシさん、ごめんなさいよ。
おいもさんは、採ってすぐは甘くないので、風通しが良いところで寝かせます。皮がだんだんと鮮やかな紫色に変わって、でんぷんが糖化した頃が食べごろです。
毎日元気に働けるって、幸せです。生きてりゃいろいろありますが、失う前に大切なことに気づけるようになったのは、多少は苦労したおかげですかね。
熟柿にブランデーを垂らすと、一気に高級洋菓子の趣になります。こんなにおいしいもの…一人で食べちゃってもいいんですか?ってなります。