入院申込書で手が止まった話 #3
2023年10月23日(月)
検診センターからの紹介状を持って主治医の診察を受けた。
私のエリアでは、「がんセンターか東京女子医大を紹介するよ」と
検診センターの先生に言われたが、
結局、その先生の所属病院にかかることに決めた。
その先生を、N先生と呼ぶ。
女性のサバサバ系の素敵な先生である。
乳がんでは東京女子医大の明石先生が有名だ。
知人が紹介を受け指名紹介で受診し、とても良かったと言っていた。
こちらの番組を私も観た記憶があった。
健診センターで、検査結果を聞くまでは、
この先生に紹介状を書いてもらうことも相談しようと思っていた。
しかし、
「初期で性格もいい子だから安心して」とN先生に言われ、
大学病院の大混雑での受診や、
何か月待ちにもなる不安(実際に知人は手術までに3ヵ月かかっていた)
どんなドクターが担当になるのか、
女医先生が良いが、男性医師になったらどうしよう、
などを考えると、つい、「先生にお願いできますか?」と口にしていた。
N先生所属病院に、別のご縁も感じていたこともあったからだ。
*この件はまたお話する。
私の記憶にあったその病院は、とても古い建物で、
それだけが気がかりであったが、
行ってみると、改築し、ピカピカで快適そうでホッとした。
加えて、N先生との治療方針相談もスムーズでホッとした。
すっと不安無く、ここで、この方針でちゃんと向き合おう、
そう思えたのが嬉しかった。
未来のことを考え、予定をあれこれ調整するのが私は好きだ。
治療方針が決まり、日程も決まり、手帳に書き込みながら、
私は、霧の中からふっと抜け出した気がしていた。
乳腺外科の待合いソファで、なんなら、ちょっと
ニコニコしてしまっていたかもしれない。
看護師さんが入院申込書を持ってきて、書きこむようにと言った。
「はいはい~」とさくさく記入し始めたのだが、
あるところで手が止まる。
保証人・・・・
ひとりは父で良いとして・・・
(でも携帯電話繋がっても何も出来ないけれどね)
もうひとり書かないといけないのだ。
う・・・・
思いつかない。
誰にする? 誰にお願いすれば良い?
ほとんど連絡取っていない親戚か?
友人か?
そもそもこの緊急時に、その人に連絡行ったとして、
その人に何をしてもらう?
ぼんやり考えていたら、看護師さんが回収に来た。
「ここが今まだ埋まらないんですけど」と話すと、
次回の入院前チェック診察の時に持参で良いと言われ、
いったん保留で持ち帰ることになった。
よし、終活しよう。
ちゃんとしよう。
あと25日で、おひとりさま終活にいったん目途をつける。
忙しくなるぞ!
そう思いながら、私は帰路についた。
★★10月26日(金):体重 74.8kg(前日から▲0.7kg) 体脂肪率 39%
朝食 227kcal
納豆、生卵、野菜生活200ml
昼食 271kcal
玄米ご飯100g、トマトスープ(前夜の残り)
夕食 465kcal
マグロ刺身、茹でキャベツ、豚肉茹で !(^^)!お酒無し
計:1119kcal *少々のナッツとチョコ1かけら除く
運動は出来ず、1日パソコンの前。