四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.16「探求者」
V6は探求者が多い気がする。
長野くんのグルメの知識は芸能界NO.1じゃないかなと思っている。調理師免許も野菜ソムリエの資格も持っている。エピソードは事欠かないが、氷を手に入れるために、機械ではなく、冬から水を専用の土地で凍らせた天然氷を現地まで観に行ったりする、食の変態(いい意味)である。
坂本くんも、テレビ番組「ノンストップ!」で毎週金曜に料理の腕を披露しているが、ちょっと上手というレベルではなく、めちゃくちゃうまい。ダンスもすごくキレイだし、タップダンスまでできる。
岡田くんは武道・格闘技を極めすぎて、3つの格闘技のインストラクターの資格を持つ。
三宅健くんは、日本、すなわち「和」の探求者である。この間「徹子の部屋」に出た時は着物姿だったし、10代の時からプライベートで大相撲を生で観に行ってて、砂かぶりの席(土俵際の最前から3列目までの最上の席)で堪能しているところがテレビに映って相撲ファンをざわつかせたりする。また手話は何年も自分で習いに行っちゃうくらいで番組も持つくらいである。
探求するって、自分が好きだってことが最初だろうから、仕事になるならないに関わらず、世界が広がって、夢中になれる。
それが行き過ぎてたまにメンバーが呆れたり、でも結局それもネタにされたり。
V6は、メンバーが結成当初のままではなく、メンバーそれぞれが世界を広げて個性となり、それをまた他のメンバーが尊重することも長く続けられた秘訣なんじゃないかなと思う。
んで、健くんは「和」「手話」の探求者って書いたけど、ひょっとしてメンバーの探求者なんじゃないかな。健くんは家で珍しいサボテンをたくさん育ててるけど、「坂本」「長野」「井ノ原」「森田」「岡田」、それとお茶目にも自分の「三宅」って1個1個のサボテンに名前を付けている。それにテレビでメンバー愛を語りだすと止まらない。
…って、そんなに仲良いんだから、彼らの判断を尊重して受け入れているファンの方もたくさんいるけど、解散しなくていいじゃん~、とも思っちゃうのである。