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Kindle本の体裁を整える。

MacのPagesでの、縦書き文書の編集に難儀していると書いていますが、
縦書きだけが原因ではないということに気づきました。

原稿を印刷・朱入れしたものを見ては、画面に目を移し編集をする。
このとき、紙を見る時に画面から目を離すことになります。
画面に目を戻したときに、カーソルがすぐに見つからないのです。

私は、普段はテキストエディタを使っていて、カーソルのある行は背景とは
違う色で表示するような設定にしています。
これに慣れているので、Pagesでは(おそらくWordでも)カーソルを
見つけるのに時間がかかってしまうのです。
そして、このカーソルを探す作業が、老眼の目にはとても疲れるのです。

ということに気がつきました。
WordやPagesでも、カーソルのある行を違う色で表示する設定があれば
良いのに。
私が知らないだけで、そういう設定ができるというなら、ぜひ教えてください。
そういう機能がないのなら追加して欲しいです。
この声が開発者さんの耳に届けば良いなぁ〜。

さて、Pagesでは見出しの種類(数)や文字修飾に限りがあるので、
どうしようかと考えた末、以前のKindle出版のときに使っていた
Mac用無料アプリ"Sigil"を使ってみることにしました。

↑こちらの教えには背いてしまいますが。

普段から、Wordpressでホームページやブログを作っているので、
HTML,CSSは触れます。
HTML,CSSが使えれば、ePubファイルの編集も同じことです。
ホームページを作るのと同じように、HTML,CSSで原稿を修正すれば、
縦書きのプレビューで確認できます。

Pagesよりも細かい設定ができます。

編集画面で、カーソル行は違う色で表示されます。
印刷・朱入れした原稿の修正も少しは楽になるのではと期待しています。

引き続き、推敲・体裁を整える作業を続けています。

追記:
これで快適に作業できるかと思ったら・・・
Sigilでは、プレビューを印刷することができない模様。
印刷すると、xhtmlファイル(HTMLコードとほぼ同じ)ものが出力されるのみ。

Sigilのプレビューを全選択して、Pagesに貼り付けると文字コードが違うので文字化け。
一旦、テキストエディタに貼り付けて、文字コードを変えてPagesに貼り付ければ文字化けは防げるが、見出しなどの装飾は全部元に戻り、プレーンテキストになる。

これなら、Pagesを使う理由がない。

ということで、次回作以降では、テキストベースで執筆・推敲・校正をして、
体裁を整える段階でSigilを使うことにしよう。

何ごともやってみて分かることは多い、ということで。

応援、よろしくお願いします。

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