Nari

岐阜県は郡上八幡で遠距離図書館「ASTRAVY」やってます。

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マガジン

  • 頭の宇宙

    最近なんだか考えることがことが多いので適当にここでアウトプットする

  • Like Space

    僕たちはみんなまるで宇宙のように広いこころを体のどこかにもっている。星の数ほどあるその1つ1つの宇宙では星の数ほどのいろんなことを想い、そして悩んで生きている。 そんな毎日の気持ちを僕の言葉で1つ1つそっと文章にしていくそんな場所。

  • 旅のお話し。

    僕の旅のお話をします。

最近の記事

  • 固定された記事

人の人生を描く雑誌「ASTRAVY」を公開します。

ついにこの日がやってきました。 雑誌「ASTRAVY」を公開します。 自分がいいと思った作品がみんなから不評だったらどうしよう。誰にも読んでもらえなかったら。誰の心にも響くことがなかったら。 正直いろんな恐怖があります。自分の作品を世に発信するってこんなにも勇気が必要なことだったんだなぁと感じました。 でもその恐怖以上に、ここまできたからには引き返せないという責任感と、絶対にこの作品に対する想いは人に伝わるんだという自信があります。 読んで頂くと人によって様々に感じ

    • 急にやってくる黒いもやもや

      たったいまの話。 トイレにこもり用を足しながら、Amazonの「おすすめ」を飛びまくり新しい本との出会いを楽しんでいた。 これいいな、うーんなんか違うな、なんて思っていたら、急に黒いもやもやが心を覆った。そしてすぐに猛烈に誰かと話したくなった。 ああやばいと思い、速攻でトイレを出て、シャワーを浴び、日記帳に気持ちを書き連ねた。 黒いもやもやの正体は"悩み"や"不安"だ。 それらの内容をここに書くことは控えるが、全く不安についても、悩みについても考えていないときにそれらは急に

      • 日常の中にやらなければいけないことが多すぎて大問題。

        やらなければいけないこと。 日常の中にこいつが多すぎる。大問題だ。 やらなければいけない仕事、家事、やると言ったからにはやらないといけないと思っていること。 本当にやらないといけないのか。 そもそも世の中の仕事だって多くのことはなくたっていいことばかりだ。 なのにいつまでに作らないといけない、納品しないといけない、告知しないといけない。と、自ら勝手に自分たちの首を絞めている。 なんなんだこの世界は本当に。 心がやらなければいけないことに支配されていくんだよ。バカヤロウ。

        • 檸檬

          梶井基次郎 作  えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧おさえつけていた。焦躁しょうそうと言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔ふつかよいがあるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった。結果した肺尖はいせんカタルや神経衰弱がいけないのではない。また背を焼くような借金などがいけないのではない。いけないのはその不吉な塊だ。以前私を喜ばせたどんな美しい音楽も、どんな美しい詩の一節も辛抱がならなくなった。蓄音

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          4本
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          71本
        • 旅のお話し。
          2本

        記事

          ホタルイカミュージアムで学んだ「旅について」

          先日友人につられホタルイカミュージアムへ行った。 僕は普段1人で旅をすることがほとんどなのだが、一人旅では絶対に動物園や水族館へ行くことがない。人間と猫以外の生き物にあまり興味がないため、そもそもそこへ行くという考えすら浮かばない。それはホタルイカミュージアムも同じだった。 しかし、ホタルイカミュージアムはとても面白かった。ホタルイカについてしれば知るほど、なんで?がとまらないし、ホタルイカの生態についてまだまだ解明されていないこともたくさんあるらしい。 そうして初めは乗

          ホタルイカミュージアムで学んだ「旅について」

          目的がすり替わるとき

          今晩から富山県へホタルイカを捕りに行きます。ホタルイカって新月が近くなれば、岸の方にやってきて網ですくって捕獲するんだって。面白そう。いっぱい捕ってやるぞと今からとてもワクワクしています。 そして今、僕はこのワクワクというものについて考えています。何にワクワクしているのだろうかと。考えれば考えるほど"捕獲する"という行為に対してワクワクしている気がします。 魚釣りも同じだけれど、本来は魚を食べるために釣りをするのに、いつのまにか釣りをすることが目的になっている。それと同じよ

          目的がすり替わるとき

          記憶と感情

          最近すごく意識して、過去にどこかで会ったがしばらく連絡をとっていない人によく連絡を送ったり、会ったりしている。 なぜそんなことをしているかというと、記憶を思い出すため。もちろん純粋に会いたいという気持ちの上である。 人に連絡を取ったり、会うということは自然とその人を想うということであり、その人を想っていると記憶が断片的に思い起こされ、その記憶のときに感じていた自分の感情(もはやそれは記憶ではあるが)を思い出す。 これまで未来にばかりに意識を向け、過去を思い返すという行為を

          記憶と感情

          書く。書くぞ!

          最近は何かと忙しく動き回っていることを言い訳に、考えや学びを書くことを怠っている。 さっき柿次郎さんのノートを読んで、「書かないと!」と気持ちが焦ったので、郡上一最高な温泉の、休憩処のベッドに溶けたように寛いでいるが、、書く。書くぞ。 先日3泊4日で長野市に行った。長野でいつもお世話になっている方々との忘年会と、自己と向き合う超実践型ワークショップに参加するためだ。 忘年会はたくさんの人にお会いし、色んなお話しを聞いた。肩書きの話。移住の話。水の話からホテルの裏事情まで。バ

          書く。書くぞ!

          大阪行きのバスで書きたくなった。

          僕は今大阪行きのバスに揺られている。 今日のバスに乗員は4人。運転手さん、2つ前のお兄さん、後ろで爆睡しているお兄さん、そして僕。男4人の関西旅だ。 たった今、関SAに着いた。19:55に集合らしい。 僕はこの文章を書いているので、降りない。どうやら他のお兄さんらも降りないようだ。 あと3時間半後に大阪に着く。 今日は実家に帰り、愛猫を抱いて寝る予定。 ここまで書いてふと我に帰る。 僕は何を書いているのか、、 きっとワクワクしているのかもしれない。 みんなに会えること

          大阪行きのバスで書きたくなった。

          あなたに本を選んで送ります。

          選書サービスを近日中にリリース予定です。 本企画をリリースするにあたり、選書の面白さや想いを書いてみました〜! 拙い文章ですが、想いが伝わりますように! ----------------------------------------------------------- あなたに本を選んで送ります。そう、選書です。選書をさせてください。 人からおすすめされた本って、どうしてあれほど大切にしたいと思うのでしょうか。どうして早く読みたくてウズウズしてしまうのでしょうか。

          あなたに本を選んで送ります。

          スッポンポンでぼんやり考えていた。

          サウナで脳をキメ、外気に体をさらし、ボーッと視線の先の自然を眺めていた。 葉の色が少し薄くなっていることに気がついた。「あぁ、夏から秋になるんやなぁ」とフワフワした頭でぼんやりと考えていた。 葉はこれから黄緑色になり、黄色、赤色になり、やがて散ってゆく。誰にも分からない速度で毎日少しずつ色を変えるのだ。身近にある自然はいつだって同じ姿をしていない。 僕らもまたすぐに変わっていく生き物だ。感情や思考なんて日々ころころ変わるし、容姿や環境も確実にゆっくりと変化している。 同

          スッポンポンでぼんやり考えていた。

          柿次郎さんに会いに行った話 その2

          この話は「その2」なので、「その1」をまだ読んでいない方はこちらから先に読んでみてください。 _____________________________________ 朝、僕は全く見覚えのない場所で目が覚めた。「どこやここは?」と一瞬考え、すぐに昨晩のことを思い出した。まだ体内にお酒が残っているらしく、腹のあたりが気持ち悪かった。隣の部屋で寝ている柿次郎さんを起こしてはいけないと、そっと顔を洗い、寝癖をなおした。年上の方の家に泊まり、先に目覚めた場合、何をすることが正解

          柿次郎さんに会いに行った話 その2

          柿次郎さんに会いに行った話 その1

          2021年9月24日、普段人から連絡の来るはずのないメッセンジャーに一通のメッセージが入っていた。 「柿次郎さんが京都に行くので、もしタイミングが合えば宮本さんとお茶したいとのことです」とのことだった。 これはやばいことになるぞと思った。 この柿次郎さんという方は株式会社Huuuuの社長であり、webメディア「ジモコロ」の編集長でもある方で、「今後、ファーマー(農家)って名乗りたいなぁ〜」とさらっと言うような、とにかく面白くてかっこいい大人である。 翌日の17時に京都

          柿次郎さんに会いに行った話 その1

          好きこそ物の上手なれ

          「好きこそ物の上手なれ」という諺を僕は身をもって実感している。 「好きこそ物の上手なれ」・・・どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。 故事ことわざ辞典より 何で実感しているかというと、それは絵だ。 僕は元々絵がビックリするほど下手だった。 これらの画像は僕のインスタの過去の投稿からスクショしたものだ。 残念ながら、どれだけ目を細めて見ても上手くは見えない。笑 SNSにあげておきながら言うもの変だが、決して自分の絵に

          好きこそ物の上手なれ

          表現って楽しい

          僕は数年前から表現というものにハマっている。 表現をすると楽しいし、悩み事なんて忘れるし、前向きになれるし、いいことが止まらない。 表現といったら気難しい感じがするがそんなことはない。 ただウクレレを弾いて歌い、クレヨンで絵を描き、心が動いたものをカメラで捉える。誰でもできる簡単なことだ。 思い返せば幼稚園の頃は、これらの表現が楽しくて仕方がなかったように思う。 しかし大人になるにつれ、だんだんと表現をしなくなった。 なぜか。"上手くないとダメだ"、"恥ずかしい"と

          表現って楽しい

          カメラをもてば。

          カメラをもてば、カメラをもっていないときの世界とはまた違う、別の世界を見ることができる。 例えば河川敷。河川敷を歩いているだけじゃあまり気にも留めない色鮮やかなお花たち。しかしそれがどうだ、カメラをもてば1歩近づき花に寄り、もう1歩近づいて花の一番かっこいい部分を探してシャッターを切る。 例えば影。光のあるところに行けば毎日毎日必ず付いてくる影。しかしそれがどうだ、カメラをもてば影が作品になる。なんなら下の写真は影が主役にさえなっている。 さっきから相田みつをさんみたい

          カメラをもてば。