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シャガ

光の下で凛として
たたずむ誰かとは違うけれど
あの子が夕闇にまぎれる頃、
ほのかに私はひかりを放つ。
家路を急ぐ人たちは
気付きもしないけれど。

いつもここにいて、
ただ宵の風に吹かれて
私は私の春をむかえる4月、
ぬるい風がほほを撫で
明日の方向へ流れていった。


シャガ

なんで今まで気付かなかったのだろうと驚くほど妖艶な白い花が夕闇の中で青白く光っていました。

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