見出し画像

10年前の自分に、どんなアドバイスができるだろうか

この記事は子育てエンジニア Advent Calendar 2024 5日目の記事です。

自己紹介

  • 娘(小3)と息子(年少)がいます。

  • フルタイムに届かないくらいの時短勤務中。

  • 今年はExcelとにらめっこすることが多かったです。

「30代でやってよかったこと」を拝読

そーだいさんが「40歳になるので30代でやってよかったことをまとめた」というブログを公開されていた。
自分もアラフォーなのでいろいろと思うことがあり印象に残った。

日報を書くこと

特に共感をしたのが習慣作りの中の「日報を書く」ということ。
ToDoリストを作るのはみんな結構していることだと思うのだが、そのリストアップの仕方にもコツがあることがわかった。

私は今まで雑にメモ帳アプリにずっと先の未来のToDoも全部まとめて箇条書きして、できたものを消していくという管理をしていた。この「まとめて」管理して「消していく」というのが良くなかった。

今年は物理ノートに1日1ページ使って

  • 前日に次の日やることを書いておく

  • 当日できたことを(消さずに)チェックする

という方法に変えた。私の場合それだけ。

日報についてやはりそーだいさんが書いていてくれているが、その日解決したい問題にフォーカスすると、適切な問題設定のサイズになる。

また、できたことを消さずに積み重ねていくことも心の弊害を取り除くのに役立った。「幸せになる超ライフハック」という本を少し参考にした。

昨日の自分からの手紙が何言ってるかよくわかんなかったりすることもあるので、書き方はもうちょっと工夫したい……。

所属するコミュニティを複数持つこと

これもとても共感した。
心の拠り所をどこかに作っておくことは大切だ。

私の場合「家庭」というコミュニティだけだとしんどいので職場に復帰したところが大きいし、「会社」というコミュニティにしんどくなることもあるので何処かしらにゆるくで良いので所属させてもらっている。

Slackとかでゆるくつながってるコミュニティもあるし、Shaseさんが作ってくれたDiscordも時々覗かせてもらっている。

このアドベントカレンダーにも、毎年「参加するぞ」という気持ちがあるからエンジニアとしての自負をなんとか保てている気がする。

今年は社内で女性活躍について考える活動も始めた。

10年前の自分にどんなアドバイスができるか

そーだいさんの記事に感銘を受け、読後は「じゃあ自分だったら……」と考えた。
10年前の自分に「これはやっておけ」と言えることはあるだろうか。

真っ先に思いついたのが

そんなに頑張らなくていい

ということだった。

ぐずるこどもの手を引っ張って毎朝そんなに無理に保育園に突っ込まなくても良かった。
家事をしながらオンラインイベントに参加して、こどもの声も登壇者の声もなんにも頭に入らないくらいなら、イベントなんか参加しなくても良かった。
お迎えの時間ギリギリまで参加した会議でお前はどんなバリューを残せたって言うんだ。

そんなに頑張らなくても良かった。

ただ、そのあとすぐに疑問符も生じた。
頑張らなかったら、別のもやもやを抱えていたに違いないことを知っているからだ。
頑張らなかったら、できない自分に失望してしまうことを知っているからだ。

だから、私が10年前の自分にアドバイスするとしたら「そんなに頑張らなくていい」じゃなくて「無理するな(させるな)」だね。
「我慢はしろ、無理はするな」って言ってた人もいたな。

無理して得るものにどれだけの意味があるのか。大抵のことは実はあまり意味がなかったりする。でも少しでも意味があるなら頑張っても良いかもしれない。
子育てと仕事を両立するなら、Whyが明確になっていないものに対してその場しのぎのHowは実行しなくていい、と私は思う。

他の人にも聞いてみた

とあるコミュニティで同じ質問をしてみたのだが、そこでの回答は

  • もっと好きなものを買ったり好きなところへ行ったりすればよかった。

  • 旅行!

  • 投資!

  • もっと派手なチャレンジしておけばよかった。

  • 会社員として残業ばっかりしてないでもっと外の人と交流すべきだった。

  • 運動習慣!

  • こども中心で大丈夫だよ。

  • 猫飼え。

という感じだった。みんな真面目に頑張ってこの10年を生きてきたんだな、と思った。

さいごに

こどもが生まれたての頃は「あのイベントにもこのイベントにも参加できなかった泣」と嘆いたものだが、最近は(文中に書いたことにも通ずるが)「参加できなかったイベントやその時できなかったことは自分の人生においてそこまで重要なことじゃなかった」と思うようにしている。

ただ、それが「諦め」にならなければいいなと思う。
諦めにならないために、また1年後、無理せず生き延びてこのアドベントカレンダーでお会いしましょう。

追伸

書き終えてから、「とにかくインプットしておいた方が良い」と思ったりしたので付け足し。
引用だらけの人生だ。
アウトプットが上手な人の話をたくさん聞いて、自分の財産として積み重ねておいた方が良い。いつか引用だったものが実体験になると思う。

いいなと思ったら応援しよう!