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学べば学ぶほど本質から遠ざかる? “The More We Learn, the Further We Drift from the Core?"

こんにちは、ひろっきーです( 'Θ’)ノ

30歳になった頃、
仕事やキャリアを追求するために、
たくさんの本を読み、様々な人に会い、
見聞を広げることに没頭していました。

知識を増やし、視野を広げることが、
自分の成長につながると
当時は信じて疑いませんでした。

確かに、その過程で学んだことは多く、
役立つ知識やスキルも身につきました。

また、知識を吸収し、学ぶこと自体が楽しくて、
日々の刺激となっていたんです。

でも、
そんな学びの中で、
師匠の一人から言われた言葉が
ずっと心に引っかかっています。

「もう本は読まなくていいよ」

突然のこの言葉に、
その時は、思わず立ち止まってしまいました。

学び続けることは大切なはずなのに、
なぜそれをやめるべきなのか?

知識を増やすことで前進しているはずなのに、
なぜそれを止めるべきなのか?と


Today’s topic
学べば学ぶほど本質から遠ざかる?




学びすぎて見失うもの

師匠が伝えたかったのは、
「知識を増やすことが成長ではない」
ということでした。

知識を蓄えるだけではなく、
自分自身で実践し、
体感して学ぶことの重要性に
氣づかせてくれたんだと思います。

学ぶことは、一つの見方を増やすこと。
確かに、知識を得ると新しい価値観が増え、
物事を別の視点で見ることができるようになります。

でも、それが必ずしも本質に近づくことを
意味するわけではありません。

本を読み、様々な価値観に触れることで
「見方のメガネ」が何重にも重なり、
そうやって重ねたメガネ越しに世界を見ていると、
本当に大切なものや自分の内面の声を
見失ってしまう
ことがあります。

情報をたくさん詰め込むことで、
逆にシンプルな答えを見失い、
頭でっかちになってしまうことがあります。

僕自身、数多くの本を読み、
成功法則や自己啓発に関する情報を
追いかけているうちに、
いつの間にか、
他人の考えや価値観に影響されすぎて、
自分が何を本当に求めているのかを
見失っていました。

「これが成功の道だ」と
信じ込んでいた方法が、
実際には自分には合わず、
ただのプレッシャーになっていたこともありました。


知識よりも実践を優先する理由

では、どうすれば本質に近づけるのか?
それは、得た知識を自分自身で体験し、
自分にとっての再現性を確かめること
自分なりの答えを見つけることだと
僕は思います。

読んだ本の内容や学んだことを、
自分の生活に取り入れてみて、
本当に役立つのかを確かめてみる。

もし再現性がなければ、
「知った」という娯楽で終わります。
再現性があるなら、それは学びとして身につきます。

実践を通して得られる氣づきには、
知識だけでは得られない、
より深い学びがあると実感しました。

たとえば、
ある成功法則が書かれた本を読んでも、
それを実際に試してみたら、
自分には合わないことが多々あります。

そこで初めて、
「自分にとっての成功とは何か」を
考えるきっかけ
になります。

再現性があるかどうかを自分の体験で確認し、
その中で自分にフィットする方法を
見つけていくことこそ、
本質的な成長につながります。

しかし、
その学びも時代や自分の状況によっては
賞味期限が切れることがあります。

流行のテクニックや情報は、
長期的に見ればあまり意味を持たなくなることも
多いです。


普遍的な真理はどこにあるのか?

自己啓発や成功法則の本が世の中に溢れていますが、
僕たちはその情報に左右され過ぎていないでしょうか?

書かれている内容がどれほど正しくても、
それが全ての人にとって役立つとは限りません。

それはまるで、
みんな同じサイズの服を着るようなもの。
服が合わないと感じるのは、
あなたが悪いのではなく、
その服があなたに合っていないだけのことです。

実際、多くの書籍やセミナーで語られている
「法則」や「哲学」は、
古代の哲学者や思想家たちが
すでに言及していることの
言い換えに過ぎません。

それゆえ、
著者の言葉が神聖で権威のあるものに見えることも
ありますが、それを実際に実践し、
結果を分析して自分なりに再現性を確立しなければ、
本当の意味での学びにはなりません。

たとえ何百万部売れた本でも、
自分に合わなければ、意味はないと思います。

僕たちはつい、
多くの人に受け入れられていることが
正しいと思いがち
です。

フォロワー100万人超のYoutuberや、
インスタグラマーが言っていたからとか。
テレビCMでやっていたからとか、
すでに300万冊売れているとか。

でも、それはあくまで
資本主義の価値観に影響された考え方
に過ぎません。

本当に大切なのは、自分にとってはどうか?
ということです。

情報をきちんと消化し、自分自身の実践に基づいて
自分の中で再構築するプロセスが必要なんです。


自分との対話が鍵になる

現代社会では、
情報の波に飲み込まれてしまうことがよくあります。

SNSやニュース、本やセミナーなど、
常に新しい情報が僕たちを刺激します。

そんな中で本質を見つけるためには、
自分自身と向き合う時間を意識的に
確保する
ことが必要です。

自分に問いかけ、
自分の中の本音を引き出す作業こそが、
本質に近づくための第一歩。

どれだけ忙しくても、
これは優先すべき大切なことだと感じています。

それで、自分はどうしたいの?

他人の言葉に頼るのではなく、
自分の心の声に耳を傾け、
今の自分にとって本当に大切なものは何かを
問いかけてみるのはいかがでしょうか?

20代の頃にはわからなかったけれど、
40代になったからこそ氣づけることもあります。

「今の自分にとって本当に必要なことは何か?」
と自分に問いかけることで、
不要な情報を手放し、
よりシンプルで豊かな生き方を
目指すことができます。


学ぶことの本当の意味

学び続けることは素晴らしいですが、
知識を詰め込みすぎてしまうと
本質から遠ざかることがあります。

大切なのは、得た知識をただ蓄積するのではなく、
それをどう生かすかを考え、実践し、
自分なりの答えを見つけることです。

そして、
その答えは常に変わる可能性があることを
忘れずに、柔軟に対応していくといいと思います。

日々の忙しさの中で、自分との対話を大切にし、
シンプルな中にこそ本当の豊かさがある
ことに
氣づいていく。

自分にとっての「本質」を見つけるための旅は、
常に自分自身から始まる。

そう、思います。

それでは、またです

Well then, till next time.
Let there be prosperity.

Due to space limitations, I will be pausing the English version for a while. I apologize for any inconvenience, and I appreciate your understanding.

Hirokky(ひろっきー)
https://note.com/55hirokky

▶︎Occasionally speaking about the joy of perspective on my radio show.
https://stand.fm/channels/5fcc5670dd3aea937bdc4c11

▶︎A Glimpse of the Beauty that caught my eye
https://www.instagram.com/55hirokky/

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