知人との会話で考えたこと
こんにちは!HALです。
先日パラリンピックが閉幕しましたね。
私個人的な意見の内容なので読まれた方にそれぞれのご意見があると思います。今後の自分のために、ちょっと今感じていることを記録しておきたいと思います。
パラリンピックではいわゆる「ハンディキャップ」のある一流アスリートたちが、日頃の成果を競います。
「ハンディキャップ」は一般的には、物理的に目で見てわかる・行動でわかるなど、判断がつきやすい方に言われることが大半なのでは?と思います。
でもHSP気質の方とか、その他の脳科学的に通常の生活を送ることが難しい人にはそういった観点は適応されないケースが多いのではないでしょうか。
家から出ようとすると、脳から危険信号がでて、動機・吐き気・頭痛がする。電車に乗ろうとすると動悸が激しくなって目の前が真っ白になってしまう。
これって、おそらく経験したことのない人にとっては、未知の苦しみだと思います。
私も一番ひどい時は、住んでいるマンションの前の自動販売機にいくことすらできなかった。駅に近づくこともできない。電車で移動するなんて本当に無理でした。
パラリンピックで、自分の体が五体満足であること
そんな自分があれもできないこれもできないと言うことを恥ずかしいと思った。
と言う感想を述べた知人がいます。(私の症状についてはまだ伝えていません)
ぜひ、家から出ることができないことを想像して欲しい。
電車やバスなどの乗り物に乗れないことを想像して欲しい。
精神科、心療内科のことを「頭のおかしいひとの病院」と言われたこともあります。
自分がいざ当事者になって思うことは、
「頭がおかしかったり、気持ちの問題ではない」
私の場合は
ストレスが原因で、
ホルモンバランスが崩れる
その影響で発作が起きる
身を守るためにさらに発作が起きる
症状も人それぞれですし、原因になることもそれぞれ。
それで苦しんでいない人はおそらくいないでしょうし、なんとか普通に仕事をして、学校に行って、家のことをして…「普通」にしたいと頑張っている人がたくさんいると思います。
それぞれの人の考えは違うし、感じ方は違います。
まだまだ理解されない領域のことだとは思いますが、パラリンピックで感動した方々には、身近にいる目に見えない苦しみと戦っている人に対してもう少し理解の幅を広げてもらえるとありがたいなと思います。
物理的なバリアフリーは目に見えてわかります。
精神的なバリアフリーももう少し進むと楽に過ごせる人が今よりもっと増えると思うんだけどなぁ。
私と同じように、もしくはもっと苦しんでいる人たちの住みやすい環境を少しずつ整えて行きたい。
私に何ができるかな。
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