今年中にアッパーマス層へ到達、次の目標は準富裕層
こんにちは。30代共働き夫婦の55FIREです。
4月に入り、株式市場は落ち着きを取り戻しつつあります。3月には米国で銀行の破綻が相次ぎ、金融危機も懸念されましたが今のところ大きな動きは見られません。
我々30代夫婦の今年の投資目標は「投資信託をドルコスト平均法で定期買付」することです。
株式市場がどんな状態になろうが、毎月一定金額以上の投資を継続します。もちろん、資本主義が崩壊するような事態が発生すれば別ですが…。
そして投資を開始してから約2年半が経過し、今年中にアッパーマス層(金融資産3000万円以上)へ到達する可能性が出てきました。
そこで今回は「今年中にアッパーマス層へ到達、次の目標は準富裕層」について書いていきます。
最後まで読んでいただければ嬉しいです。それではよろしくお願いします。
アッパーマス層とは?
金融資産保有額に応じて「マス層」「アッパーマス層」「準富裕層」「富裕層」「超富裕層」に分類されます。
そのうちアッパーマス層とは、金融資産保有額が3000万円以上5000万円未満の世帯のことです。
詳しくは前回の記事をご覧ください。
現在は株式を保有する世帯が金融資産保有額を順調に伸ばす時代を迎えています。富裕層の世帯数が増加しているのは、株式の評価額が伸びていることが理由の1つです。
さて、我々夫婦がどの位置にいるかというと、執筆時点ではマス層になります。金融資産保有額は3000万円に満たないです。
しかし、今年中にアッパーマス層に到達すると予想しています。このまま順調に投資に回していき、さらに株価が回復することが条件ではありますが。
もし仮に金融資産3000万円に到達した際の内訳は以下のとおりです。
生活防衛資金:1000万円(年間生活費の約2年分)
株式:2000万円
生活防衛資金は、基本的には現金になります。一部は財形貯蓄なども含まれています
株式は、投資信託や日本株、米国株、つみたてNISA、iDeCoになります。毎月30万円以上をS&P500、S&P500配当貴族指数、オルカンに投資しています。
毎月多額の資金を株式投資に回しているため、投資で資産を拡大したように思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。
現在の資産形成のエンジンは、収入の最大化と支出の最小化を同時に実践したことによるものです。
株式投資を始めてから2年半くらいしか経過していません。そして含み益はせいぜい数100万円です。
株式の2000万円のうち含み益は10数%しかないので、投資の運用益でアッパーマス層に到達できるわけではありません。
補助的なエンジンとして投資が加わっている、そんなイメージが正確でしょう。
もともと倹約家であったこともあり支出は平均的な世帯よりも抑えられています。そして夫婦共働きという収入の最大化、さらには出世による収入の増加も、金融資産保有額の増加に寄与しています。
アッパーマス層に到達するには、投資の力はほとんど必要ありません。むしろ、アッパーマス層に到達してからこそ投資の力を実感するはずです。
アッパーマス層に到達して見える景色は変わるか
アッパーマス層の到達は、大きな節目でもあります。一般的に3000万円というとかなりの大金ですし、それだけあれば見える景色が一変するのではと考える人もいるでしょう。
それでは実際にアッパーマス層の到達を控えてどう感じているかを書いていきます。
まずは、特に心境に変化はないということを強調したいです。
というのも、保有資産額が増加したとしても、証券口座や銀行口座の数字が変化した以上の意味合いを、日常生活では感じることが無いからです。
銀行口座の1000万円、証券口座の2000万円、そのような数字を見たとしてもそれは単なる数字以上でも以下でもありません。
3000万円に到達したからといって、生活水準が急激に高くなるわけでもありませんし、贅沢をしようという気持ちにもなりません。
先ほども触れたように、単なる数字が積みあがってきたという認識しかないことから、お金持ちになった実感もないです。
一方で、FIRE達成に向けて確実に進めていると自信を深めることができています。
マス層からアッパーマス層へステップアップした(する)ことで、目標を1つクリアしたような感覚です。
FIRE達成の道のりはどうしても長く、険しいものになりがちです。最低でも10年以上は、継続して努力する必要があります。
この長い道のりを乗り切るには、道中の小さな目標が不可欠です。その目標こそが、アッパーマス層や準富裕層への到達になります。
小さな目標を1つ1つクリアした先に最大の目標であるFIRE達成が見えてきます。
アッパーマス層への到達は、FIRE達成の通過点ともいえる小さな目標をクリアしたことを意味するのです。
次なる目標は準富裕層、サイドFIREするかは準富裕層に到達したら考える
それでは次の目標をなぜ準富裕層にしたかについて解説します。
その最大の理由は、準富裕層(5000万円以上)に到達するとサイドFIREが実現可能だからです。
もし仮に5000万円を4%で運用した際に、年間で得られる運用益は200万円になります。
そうすると、年間生活費500万円のうち200万円を資産運用でまかなうことができ、残り300万円を何かしらの手段で稼げばよいのです。
そしてありがたい(?)ことに、妻は50歳までは退職せずに働くことを希望しています。
そうすると、先ほどの300万円は妻の収入だけでも十分に賄うことができ、さらには運用益の200万円を再投資に回すことさえ可能かもしれません。
予想では2024年1月には金融資産が3000万円に到達します。そして現状の収入支出を継続すれば毎年400万円ずつ投資に回すことができるため、例え運用益が0だったとしても5年後の2029年には5000万円、つまり準富裕層に到達できます。
その時の年齢は約40歳。サイドFIREする年齢としては悪くないでしょう。妻には申し訳ありませんが、夫である私だけが先にFIREする(もちろん家事全般は行います)のも選択肢の1つだと考えています。
妻に働かせておいてサイドFIREといえるかどうかつっこみがありそうです。しかし、我々夫婦にとってはそこは大きな問題ではありません。
現在の生活水準から大きく変えなければサイドFIRE可能な資産額が5000万円、つまり準富裕層なのです。
そこまで到達すれば、住宅ローンの一括返済も可能ですし、仮に夫婦で無収入になったとしても10年間は生活できます。
現時点では準富裕層に到達したら夫である私のみサイドFIREしようかなと考えています。最終的には準富裕層になったら判断します。
それまでには、サイドFIRE時の収入源となるものを育てておきたいですね。自分自身の稼ぐスキルもそうですし、noteやブログなどをもっと成長させる必要があるでしょう。
もしかしたら準富裕層に到達するよりもサイドFIREで稼ぐ手段を見つける方が大変かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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