ただ一つを届けたくて
いつも見ててくれることが
どれほど力になるか
僕は言葉でうまく表現出来てないんだ
言いたいことは
たった一つだけ
でもそのたった一つの無形に
形を与えることが上手く出来てない
気づけば膨大な文字数になっていて
何を伝えたいのか
きっと見る人にはわかりづらい
でも、
諦めない
やめはしない
伝えたい想いがいつも
ここにあるから
それを込めた言葉を
狂おしいほど
綴り続けていく
それだけ
どれか一つでもいいから
伝わるものが
あなたにあればそれでいい
あなたの悲しみや
あなたの苦しみに
貼りつけられた全ての偽りを剥がして
名前すら奪って
それがただ知恵となり
力の方向性を決めるモノとなることを
祈って
言葉で描き続ける
良いことばかりじゃない
嫌なことだってたくさんある
なのに
大して根拠もなく
生きて喜びを感じてほしいと願い
幸せと呼べるモノと
その幸せを見つけるための感覚に
気づくことを祈る
ワガママな詩に
終わりはない
『自分のため』の中に
あなたがいつもいる
『自分のため』が
『あなたのため』に
なることを夢見て
出来れば
流した涙が
一滴であれど
無駄にはならないような
そんな詩を
無駄という名前が
全てから消え失せ
全てが意味を持ち
喜びも
幸せも
すべてあなたのモノだと
実感出来る
そんな
大それた詩を
命があるうちに
あなたに
届けたい
ただそんな詩を届けたい