エンディングテーマの向こうへ
夏が閉じてく
もうエンディングテーマは流れ始め
歩いてきたストーリー
頭に再生しながら
やり残したことはないか?と
味わいながら考えてる
夏らしい恋のストーリー求めて
分岐点を右へ左へ
予想外の展開に
うろたえたり
笑ったり
思った通りではなくても
楽しいことがたくさんあった
素直に『会いたい』と伝えることを
イタズラに恐れさせる
胸の中のマガイモノ達
『前に出すぎるな』に
『もっと近づきたい』という
願いが鳴ってる
矛盾しているけど
矛盾してないコエ
素直さだけを汲み取って
それに従って走り出す
想いを燃やして
向かう目的地はただ一つだった
それは『君』のとこ
会いたい
カッコよさも無様さも持って
真っ直ぐにただ
想いを描いて
この季節を終わりたい
うまくいかなくて
もどかしくて
訪れる誘惑に
逃げ込んでしまいそうな弱さを
振りきるように
大切な想いに
意識をフォーカスし続けてた
うまくいかないことばかり
けれど
違う価値観同士ながら
共有して喜べることも
たくさん見つけられた
風鈴が止まり
セミが眠って
緑の風がやんだ
一度きりの夏は
胸を震わせる名曲のように
余韻を残して去った
少し涼しい朝が
オープニングテーマと共に訪れて
夏のドラマは
秋のシーズン2へと
まだ続いてく
『スキ』を想いいっぱいに
描く秋にしよう